「ここ数試合は普段、自分がしないようなイージーミスがあった」
今季、フランクフルトでの鎌田は、ご存じの通り、ボランチが主戦場となっている。ダルムシュタット戦でも卓越したテクニックを駆使したパス出しや展開で、見る者を大いに魅了した。
その反面で、球際や寄せ、ボール奪取という部分では見劣りする部分も少なくなかった。もちろんコンディションが完璧でない影響もあるのだろうが、もっとハードワークができ、ボールを刈り取れる選手になることが、当面の課題。それは確かだ。
「ここ数試合は普段、自分がしないようなイージーミスがあったりしたので、そういうのをなくして、前半戦のようなプレーができれば言うことなしだと思います。
でも、守備に関しては、今日のような相手だとロングボールの競り合いとか肉体的なところが多くなるので、逆に難しいですね。CLとか上位との戦いなら、お互いちゃんとしたサッカーをしてくるんで、もう少しインターセプトを狙いやすいし、組織的にハメに行ってもボールを取れるから。
ただ、こういう相手とも試合はあるので、競り合いの部分とかはもっともっと成長しないといけない。そのうえでコンスタントに試合に出続けられるようにしたいです」
その反面で、球際や寄せ、ボール奪取という部分では見劣りする部分も少なくなかった。もちろんコンディションが完璧でない影響もあるのだろうが、もっとハードワークができ、ボールを刈り取れる選手になることが、当面の課題。それは確かだ。
「ここ数試合は普段、自分がしないようなイージーミスがあったりしたので、そういうのをなくして、前半戦のようなプレーができれば言うことなしだと思います。
でも、守備に関しては、今日のような相手だとロングボールの競り合いとか肉体的なところが多くなるので、逆に難しいですね。CLとか上位との戦いなら、お互いちゃんとしたサッカーをしてくるんで、もう少しインターセプトを狙いやすいし、組織的にハメに行ってもボールを取れるから。
ただ、こういう相手とも試合はあるので、競り合いの部分とかはもっともっと成長しないといけない。そのうえでコンスタントに試合に出続けられるようにしたいです」
本人もこう語っていたが、鎌田といえども球際やヘディングの競り合いなど、“バトルに勝つこと”によりフォーカスしていくべき時期に来ているのかもしれない。というのも、日本サッカー協会の反町康治技術委員長が「ボールを奪う、ボールを完全に刈り取るというのがサッカーの本質。日本でも再徹底しないといけない」と語気を強めていたからだ。
6番のポジションで世界トップを目ざそうと考えるのなら、非凡な攻撃センスとテクニックだけでは足りない。全てをマルチにこなせるように進化を続けていくしかないのだ。
さしあたって、21日にはCLのラウンド16でナポリと対戦する。そのハードルをクリアして、マンチェスター・シティやチェルシーといった強豪と対峙するチャンスを得られれば、鎌田はさらに一段階ステップアップできるはず。
そうなれば、自身の価値は一気に上がり、今夏の移籍市場でいよいよ欧州ビッグクラブ行きという長年の夢が叶うことになる。
あらゆる意味で非常に楽しみな逸材だけに、まずはしっかりと足もとを固めてほしい。地道な日々の積み重ねの先に大きな成功が待っているはずだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【動画】エリアが外から右足ダイレクトで決めた鎌田の衝撃ゴラッソ!
6番のポジションで世界トップを目ざそうと考えるのなら、非凡な攻撃センスとテクニックだけでは足りない。全てをマルチにこなせるように進化を続けていくしかないのだ。
さしあたって、21日にはCLのラウンド16でナポリと対戦する。そのハードルをクリアして、マンチェスター・シティやチェルシーといった強豪と対峙するチャンスを得られれば、鎌田はさらに一段階ステップアップできるはず。
そうなれば、自身の価値は一気に上がり、今夏の移籍市場でいよいよ欧州ビッグクラブ行きという長年の夢が叶うことになる。
あらゆる意味で非常に楽しみな逸材だけに、まずはしっかりと足もとを固めてほしい。地道な日々の積み重ねの先に大きな成功が待っているはずだ。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
【動画】エリアが外から右足ダイレクトで決めた鎌田の衝撃ゴラッソ!