「タケの美しいダンスが古巣のファンも魅了」マドリー戦の久保建英をソシエダ番記者がリアルに評価。「魅力が凝縮されたプレー」と賞賛したのは?【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年02月02日
「決めるべきところで決めないといけなかった」と本人は反省
時間が経過するにつれ各選手が消耗する中でも、ソシエダは守護神アレックス・レミロを中心に、今シーズン最高と言っていいほどの出来だったマドリー相手に必死の抵抗を続けた。ターニングポイントとなったのが、後半のアルグアシル監督の4-3-3へのフォーメーションのシフトと、それに伴うタケの右ウイングへのポジション移動だ。
危険な存在となっていたエドゥアルド・カマビンガとマッチアップさせることでその動きを制限し、攻撃面でも立て続けに好機を演出。まず61分、パブロ・マリンとのワンツーから抜け出し、DFの股を抜くシュートを狙うも、ティボー・クルトワがセーブ。続く68分にはロベルト・ナバーロからパスを受けてゴール前に抜け出したが、反転した際にトラップが長くなりクルトワと激突。イエローカードを受けた。
危険な存在となっていたエドゥアルド・カマビンガとマッチアップさせることでその動きを制限し、攻撃面でも立て続けに好機を演出。まず61分、パブロ・マリンとのワンツーから抜け出し、DFの股を抜くシュートを狙うも、ティボー・クルトワがセーブ。続く68分にはロベルト・ナバーロからパスを受けてゴール前に抜け出したが、反転した際にトラップが長くなりクルトワと激突。イエローカードを受けた。
その直後にも今度はタケがカマビンガを抜き去った後、グラウンダーのクロスでナバーロの得点機をお膳立て。さらにロスタイムにもゴール前の絶好の位置でチャンスを得るも、力のないシュートはクルトワに難なくキャッチされた。
「チャンスはあった。決めるべきところで決めないといけなかった」。試合後、フラッシュインタビューに応じたタケの口から反省の言葉が口を突いたように、フィニッシュワークに改善の余地があることを露呈したのは事実だが、サンティアゴ・ベルナベウの観客を魅了する美しいダンスだった。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【動画】股抜きからニアをぶち抜くゴラッソ!ユニホームを脱いで喜びを爆発させる久保
「チャンスはあった。決めるべきところで決めないといけなかった」。試合後、フラッシュインタビューに応じたタケの口から反省の言葉が口を突いたように、フィニッシュワークに改善の余地があることを露呈したのは事実だが、サンティアゴ・ベルナベウの観客を魅了する美しいダンスだった。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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