川崎――中村をトップ下に置く3-4-1-2の新布陣で挑む。
川崎フロンターレ
2ndステージ成績(15節終了時):8位 勝点23 7勝2分6敗 28得点・21失点
年間成績(32試合終了時):6位 勝点53 16勝5分11敗 60得点・47失点
【最新チーム事情】
●前節の横浜戦で警告2枚を受けた大久保は出場停止。
●チャンピオンシップ出場の可能性が消えたが、主将の中村を中心にモチベーションを維持。
●大久保不在の布陣として、中村をトップ下に置く3-4-1-2をテスト。
●エウシーニョが4日の練習時に負傷。軽傷ながら浦和戦の出場は微妙。
【担当記者の視点】
前節の横浜戦で敗れてチャンピオンシップ出場の可能性が消滅したなか、浦和戦では得点源の大久保を欠く苦しい陣容となる。最近は一貫して3-4-3を採用してきたが、小林と船山を2トップで組ませ、中村をトップ下に置く形で攻撃力の低下を防ぐ考えだ。大久保不在で前線の起点がなくなるため、中村を経由地点として攻撃の組み立てを図る。
攻防のポイントとなるのは、ウイングバックとボランチのパフォーマンスだ。前節の横浜戦では、中野とエウシーニョの両ウイングバックが局面で工夫を欠き、逆にブレーキをかける形となって攻撃が停滞。相手のゴール前で詰まる場面も多く見られ、攻略できずに終わった。
10月のU-22代表候補合宿に招集された中野、エウシーニョに代わって先発が予想される車屋が積極的に仕掛けられれば、大久保不在でも迫力ある攻撃を繰り出せるはずだ。
中村がトップ下で出場した場合、2ボランチは大島と森谷のコンビが濃厚だ。相手の2シャドーを捕まえながら、攻撃面でどれだけ変化を付けられるかが鍵となる。パスワークの中心となる場所であり、ふたりの“配球力”が問われる。
リーグ戦、ナビスコカップはいずれもタイトルに届かず、残るは4回戦まで駒を進めた天皇杯のみ。リーグ戦でのモチベーションを保つのが難しい状況だが、それでもキャプテンの中村を中心に士気を高めている。大部分が赤に染まる埼玉スタジアムで、風間体制で磨き上げた攻撃的スタイルを見せつけたい。
2ndステージ成績(15節終了時):8位 勝点23 7勝2分6敗 28得点・21失点
年間成績(32試合終了時):6位 勝点53 16勝5分11敗 60得点・47失点
【最新チーム事情】
●前節の横浜戦で警告2枚を受けた大久保は出場停止。
●チャンピオンシップ出場の可能性が消えたが、主将の中村を中心にモチベーションを維持。
●大久保不在の布陣として、中村をトップ下に置く3-4-1-2をテスト。
●エウシーニョが4日の練習時に負傷。軽傷ながら浦和戦の出場は微妙。
【担当記者の視点】
前節の横浜戦で敗れてチャンピオンシップ出場の可能性が消滅したなか、浦和戦では得点源の大久保を欠く苦しい陣容となる。最近は一貫して3-4-3を採用してきたが、小林と船山を2トップで組ませ、中村をトップ下に置く形で攻撃力の低下を防ぐ考えだ。大久保不在で前線の起点がなくなるため、中村を経由地点として攻撃の組み立てを図る。
攻防のポイントとなるのは、ウイングバックとボランチのパフォーマンスだ。前節の横浜戦では、中野とエウシーニョの両ウイングバックが局面で工夫を欠き、逆にブレーキをかける形となって攻撃が停滞。相手のゴール前で詰まる場面も多く見られ、攻略できずに終わった。
10月のU-22代表候補合宿に招集された中野、エウシーニョに代わって先発が予想される車屋が積極的に仕掛けられれば、大久保不在でも迫力ある攻撃を繰り出せるはずだ。
中村がトップ下で出場した場合、2ボランチは大島と森谷のコンビが濃厚だ。相手の2シャドーを捕まえながら、攻撃面でどれだけ変化を付けられるかが鍵となる。パスワークの中心となる場所であり、ふたりの“配球力”が問われる。
リーグ戦、ナビスコカップはいずれもタイトルに届かず、残るは4回戦まで駒を進めた天皇杯のみ。リーグ戦でのモチベーションを保つのが難しい状況だが、それでもキャプテンの中村を中心に士気を高めている。大部分が赤に染まる埼玉スタジアムで、風間体制で磨き上げた攻撃的スタイルを見せつけたい。