フランスが難敵を連破し決勝に進めば…
ただしフランスの決勝までの階段は、ブラジルに比べると遥かに厳しい。準々決勝ではイングランド、それを乗り越えても、おそらくポルトガルが立ちはだかる。どちらもここまで4試合で最多の12ゴールと上げ潮ムード。イングランドは、R16でセネガルの驚異的なハイプレスに苦戦を強いられかけたが、途中から試合巧者ぶりを発揮してしっかりと3ゴールを奪い突き放した。
一方19年にネーションズリーグを制したポルトガルは、フェルナンド・サントス監督がR16でクリスティアーノ・ロナウドを控えに回し、大胆な抜擢に踏み切った21歳のゴンサロ・ラモスがハットトリックの大活躍。堅守のスイスを6-1で一蹴し弾みをつけている。C・ロナウドが火種にならないかが懸念材料だが、もともとタレントは豊富なので、チームのコンディションとムードが良好ならフランスを叩くだけの潜在能力は秘めている。
一方19年にネーションズリーグを制したポルトガルは、フェルナンド・サントス監督がR16でクリスティアーノ・ロナウドを控えに回し、大胆な抜擢に踏み切った21歳のゴンサロ・ラモスがハットトリックの大活躍。堅守のスイスを6-1で一蹴し弾みをつけている。C・ロナウドが火種にならないかが懸念材料だが、もともとタレントは豊富なので、チームのコンディションとムードが良好ならフランスを叩くだけの潜在能力は秘めている。
だが逆にフランスは、これらの難敵を連破して再び決勝戦のピッチに登場した場合は、ブラジルが60年前に達成した大会連覇に肩を並べる可能性が強い。総合力で甲乙つけ難いフランスとブラジルだが、より膠着状況を破壊する光景が浮かぶのは前者だ。
文●加部究(スポーツライター)
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