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「どしどしオファーを」サッカー人気加速へ吉田麻也が異例のお願い!最も印象的なシーンはまさかの「監督がブチ切れたこと」【W杯】

カテゴリ:日本代表

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年12月08日

ベテランは「本当にブラボーな役割だった」

スペインを撃破し、雄叫びを上げる長友(右)と吉田(左)。元気なベテランが若いチームを引っ張った。(C)Getty Images

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 未来を切り拓く若手がいる一方で、それを支えるベテランがいる。34歳のキャプテンは、今大会で唯一自身より年上の長友佑都と、川島永嗣の存在価値の高さも声高々に訴えた。

「ともに代表でプレーしてきて、10年以上が経つが、2人とも本当に芯の強い男。彼ら、というか僕も含めて、チームに与える影響はやっぱり少なくない。常に良い影響力を与えたんじゃないかなと。だからこそ監督もそこを理解して、長友選手、川島選手に色んな役割を与えたと思う。

 やっぱり歳が上になればなるほど、『若い選手のほうがいいんじゃないか』『もういいだろう』と言われるが、サッカーはチームスポーツ。そのなかで色んなバランスが必要になる。やっぱり川島選手が練習場にいるとくっと引き締まる。長友選手がボール回しにいるとやっぱり盛り上がる。そういう熱量を彼らは持っていて、僕自身も大きな影響を受けた。

 間違いなく若い選手はそういう姿を見て、一流の選手とは、長く代表でやるには、っていう考え方を身に付けていくんじゃないかと思う。同時に日本代表でプレーする、仕事をする意味だったり、覚悟を学んでいけると思う。僕自身も非常に感謝しているし、若い選手も間違いなく感謝しているので、本当にブラボーな役割だったと思う」
 
 また、終始和やかな雰囲気で進んだ会見では、指揮官と息の合ったやり取りも。吉田は「今大会で最も印象的なシーン」を問われると、「コスタリカ戦のハーフタイムに監督がブチ切れたこと」とニヤリ。横にいた森保監督は何とも言えない表情で「どうリアクションしたらいいのか……。(伝えた内容を話せば)だいぶピーっという音が入りそうなので、今度個別にお伝えします」と不敵な笑みを浮かべた。
【動画】「相手は死に物狂いで来てるぞ球際!」吉田が今大会で最も印象に残っているコスタリカ戦のハーフタイム

 吉田と森保監督はいずれも進退については明言していない。同じカタールで開かれるアジアカップの開催が近づくなか、再び日本サッカー因縁の地で、森保・吉田体制での戦いは見られるだろうか。

取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

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