2列目(サイドMF)|初招集の関根が急浮上。レギュラー争いはさらに熾烈に。
“彗星”のごとく、レギュラー争いに名乗りを上げたのが、今回初招集となった関根貴大だ。練習試合ではこのポジションで唯一、2試合連続スタメンに名を連ねた。五輪最終予選まで残された時間は多くなく、できるだけ試しておきたい意図もあるだろうが、浦和とのシステムや戦術の違いを感じさせず、実際のプレーでチームメイトや監督の信頼を得たのは間違いない。
手倉森監督が「関根はドリブルとスピードがストロングの選手だけど、彼には良い間がある。4-4-2のサイドでも十分アクセントになれることが分かったのは“発見”だった」と語れば、「中に入ってきたり、自分がボールを持った時に顔を出してくれたり、コンビネーションは初めてのわりに良かった」(遠藤航)、「イメージ的に縦に速い選手かなと思っていたけど、中にも行ってくれるし、ボールキープもできるので、やりやすかった」(室屋成)と評価は上々だ。今回のキャンプだけで判断するのは早計だとはいえ、メンバー入りどころか、レギュラー取りさえ現実味を帯びてきたと言っていい。
鳥栖戦で左MFとして出場した中島翔哉は、PKで1点は挙げたものの、決定機を外すなど元気がなかった印象だ。ただ、これまでの実績も踏まえ、流動的な動きを重視するチームにおいては依然不可欠な選手であり、レギュラーは確約されていると見ていい。また、今季ザルツブルクでリーグ戦12試合・7得点(10月30日現在)を記録している南野拓実も得点感覚が研ぎ澄まされており、序列では上位につけている。
そして忘れてはならないのは、鳥栖戦では約30メートルのスーパーミドルを突き刺した野津田の存在だ。手倉森監督によれば、野津田がシュートを決めた瞬間、交代でベンチに下がった前田が頭を抱えて悔しがったというのだから、観客のみならず、ポジションを争うライバルたちに対しても大きなアピールになった。自慢の左足から繰り出す強烈なキックは、手倉森ジャパンにとって大きな武器になるはずだ。
▼サイドMFの主な序列
中島翔哉(FC東京) スタメン候補 →
南野拓実(ザルツブルク) スタメン候補 → ※未招集
関根貴大(浦和) スタメン候補 ↑
野津田岳人(広島) スタメン候補 ↑
前田直輝(松本) バックアッパー →
矢島慎也(岡山) バックアッパー →
豊川雄太(鹿島) バックアッパー → ※未招集
手倉森監督が「関根はドリブルとスピードがストロングの選手だけど、彼には良い間がある。4-4-2のサイドでも十分アクセントになれることが分かったのは“発見”だった」と語れば、「中に入ってきたり、自分がボールを持った時に顔を出してくれたり、コンビネーションは初めてのわりに良かった」(遠藤航)、「イメージ的に縦に速い選手かなと思っていたけど、中にも行ってくれるし、ボールキープもできるので、やりやすかった」(室屋成)と評価は上々だ。今回のキャンプだけで判断するのは早計だとはいえ、メンバー入りどころか、レギュラー取りさえ現実味を帯びてきたと言っていい。
鳥栖戦で左MFとして出場した中島翔哉は、PKで1点は挙げたものの、決定機を外すなど元気がなかった印象だ。ただ、これまでの実績も踏まえ、流動的な動きを重視するチームにおいては依然不可欠な選手であり、レギュラーは確約されていると見ていい。また、今季ザルツブルクでリーグ戦12試合・7得点(10月30日現在)を記録している南野拓実も得点感覚が研ぎ澄まされており、序列では上位につけている。
そして忘れてはならないのは、鳥栖戦では約30メートルのスーパーミドルを突き刺した野津田の存在だ。手倉森監督によれば、野津田がシュートを決めた瞬間、交代でベンチに下がった前田が頭を抱えて悔しがったというのだから、観客のみならず、ポジションを争うライバルたちに対しても大きなアピールになった。自慢の左足から繰り出す強烈なキックは、手倉森ジャパンにとって大きな武器になるはずだ。
▼サイドMFの主な序列
中島翔哉(FC東京) スタメン候補 →
南野拓実(ザルツブルク) スタメン候補 → ※未招集
関根貴大(浦和) スタメン候補 ↑
野津田岳人(広島) スタメン候補 ↑
前田直輝(松本) バックアッパー →
矢島慎也(岡山) バックアッパー →
豊川雄太(鹿島) バックアッパー → ※未招集