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イランに快勝も「お粗末だった」アメリカ戦…イングランド指揮官に英メディアも辛辣「大あくびをした」[現地発]【W杯】

カテゴリ:国際大会

田嶋コウスケ

2022年11月29日

解説陣「なぜフォデンを出さない?」

マンCで躍動するフォデン。イラン戦に途中出場したものの、アメリカ戦では出番がなかった。(C)Getty Images

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 試合後、解説陣で議論の的になったのがガレス・サウスゲイト監督の采配である。試合中、指揮官はジャック・グリーリッシュ(68分)、ジョーダン・ヘンダーソン(69分)、マーカス・ラッシュフォード(78分)の順に交代カードを切っていったが、5人の交代枠の内、使ったのはこの3枠のみ。

 この采配に疑問を呈したのが、総合解説を務めた元アイルランド代表MFのロイ・キーン氏だった。パスの受け手にも出し手にもなるフィル・フォデンをなぜ起用しなかったのかと、51歳の元アイルランド代表は指摘した。

「正直、フォデンを出さない采配には驚いた。もちろん、ガレス(・サウスゲイト)はフォデンを誰よりも深く知っている。だが得点の欲しい状況に置かれているのだから、フォデンを投入すると期待した。彼はすぐにインパクトを残せる選手だからね。イングランドは決め手を欠いていたし、攻撃のアイデアも不足していた。イングランドにはゴールを奪う気配すら感じられなかった」
 
 元イングランド代表FWイアン・ライト氏もキーン氏の主張に同調する。

「後半は、フォデンを起用するのに最適なタイミングだった。所属先のマンチェスター・シティでは、相手がしっかりと守備ブロックを敷いてくる試合展開が多いからね。フォデンはこうした状況に慣れているし、突破する術もある。ワンツーやパスでゴール前の危険なエリアに入っていくのも得意だ」

 さらにG・ネビル氏は、イングランドのベンチには交代で起用すべき選手が他にもいると述べた。

「ゴールが欲しいのなら、トレント・アレクサンダー=アーノルドを起用してもよかった。彼は世界最高峰の攻撃的サイドバックだからね。フォデンと共に、彼ら2人がベンチから出てこなかったのは残念。この試合を勝ちに行っていたなら、なおさらだ」

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