【韓国メディアの視点】株価急上昇のFCソウル・高萩洋次郎に「(韓国代表)キ・ソンヨンと比べても遜色ない」の評価

カテゴリ:連載・コラム

慎武宏

2015年10月27日

韓国では“パス・マスター”の異名をとる高萩。“相撲セレモニー”も話題に。

FAカップ決勝では、この相撲セレモニーが見られるか。写真はウェスタン・シドニー時代に田中裕介と見せたパフォーマンス。(C) Getty Images

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 キ・ソンヨン、ハ・デソン、コ・ミョンジンは韓国代表にも名を連ねる名手たちだが、前出のホン・ジェミン記者は、高萩はそうした歴代の名手と異なる才能で存在感を見せていると語っている。
 
「韓国でボランチもしくは守備的MFというと、まさに守備の汗かき役でフィジカルの強さと激しさで存在感を示す選手が多く、ビルドアップ能力は二の次と捉えられる傾向が強い。ただ、高萩はボールコントロールが巧くテクニックがあり、視野も広くパスセンスがある。チェ・ヨンス監督も“高萩は試合や練習中でも見る側をハッとさせるパスを出す。韓国人選手にはない独特のタイミング、多様でときに意外性に富んだパス・ルートを持っている”と評価していた」
 
 そんな高萩に韓国メディアがつけた修飾語が“パス・マスター”でもある。サッカー専門メディア『Inter Football』も、「“パス・マスター”高萩、FCソウルを2年連続FAカップ決勝に導く」と報じている。
 
「FCソウルのサポーターたちの間では“相撲セレモニー”も話題になった。彼がウェスタン・シドニー時代にチームメイトと見せたパフォーマンスを、Kリーグ初ゴールを決めた釜山アイパーク戦で披露し、その動画がネットにもアップされたほどだ」(ホン・ジェミン記者)
 
 当然、FCソウルのサポーターやファンたちが期待するのは、FAカップ決勝でも高萩の“相撲セレモニー”が炸裂することだろう。FCソウルと仁川ユナイテッドが激突するFAカップ決勝は10月31日。その勝者が来季のACL出場権を手にすることになる。FCソウルと2年6か月の契約を交わしている高萩の雄姿を、ぜひともACLの舞台で見てみたいものだ。
 
文:慎 武宏(スポーツライター)

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