英国人記者が見た「ラグビーW杯vsフットボール」。イングランドに「フットボール記事」を、ベイルに歓喜をもたらした衝撃の夜

カテゴリ:ワールド

スティーブ・マッケンジー

2015年10月27日

あの夜、レアル・マドリーのアタッカーは早々に取材対応を切り上げ…。

イングランドvsウェールズで母国の勝利を喜んだベイル。自身も来年のEURO出場という大きな勲章を手に入れた。(C) Getty Images

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 そして、イングランドのグループリーグ敗退が決まったオーストラリア戦の敗戦(13-33)翌日にはプレミアリーグを代表するアーセナルとマンチェスター・ユナイテッドのビッグマッチが行なわれ、いよいよイングランドのスポーツファンの興味はフットボールへと戻り始めた。
 
 相変わらず、イングランドはラグビー・ワールドカップで不発だった。しかし、低調なパフォーマンスはラグビーに限った話ではない。フットボール、クリケット、ラグビー……イングランドはどのスポーツでもワールドカップのグループステージを突破できていない。
 
 このラグビー・ワールドカップでウェールズがイングランドに勝ったことを喜んだフットボーラーのひとりが、ウェールズ代表のガレス・ベイルだ。私はその晩、スペインのマドリードで行なわれたレアル・マドリー対マラガの一戦を現地で取材していたが、この日ベンチ入りしなかったベイルは一刻も早く自宅に帰ってラグビーを観戦しようと、ミックスゾーンでの対応を早々に切り上げ、一目散に去って行った。
 
 レアル・マドリーの試合が終わってから、ラグビーのイングランド対ウェールズ戦が始まるまでわずか45分。ベイルによれば、彼は家族や友人たちとのホームパーティで試合を観戦する予定だったようで、結果は彼らを失望させることはなかった。
 
 では、また次回のコラムでお会いしましょう。
 
文:スティーブ・マッケンジー

スティーブ・マッケンジー (STEVE MACKENZIE)
profile/1968年6月7日にロンドンに生まれる。ウェストハムとサウサンプトンのユースでのプレー経験があり、とりわけウェストハムへの思い入れが強く、ユース時代からサポーターになった。また、スコットランド代表のファンでもある。大学時代はサッカーの奨学生として米国の大学で学び、1989年のNCAA(全米大学体育協会)主催の大会で優勝に輝く。

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