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森保Jと対戦するスペイン代表のW杯メンバー26人を番記者が予想!「サプライズ落選もある」とした常連組は?【現地発】

カテゴリ:国際大会

ラディスラオ・ハビエル・モニーノ

2022年10月31日

MFの顔ぶれは? ブスケッツにあって、ロドリにないのが…

(左から)E・ガルシア、ガビ、ペドリのバルサ若手トリオはスペイン代表でもレギュラー候補だ。(C)Getty Images

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【アンカー】
 ブスケッツだけでなく、ロドリもL・エンリケ監督にとって絶対的な存在だ。実際、2人について、「安心感を与えてくれる存在」と明言している。そんな中、ブスケッツにあって、ロドリにないのが、1試合に2、3度訪れる非常に難しい局面においてパスを捌く能力だ。チームメイトが安心してボールを預けられる所以でもある。

 ロドリはブスケッツとの比較においてポジショニングで引けを取らず、正確なパスを軸に冷静に攻撃を組み立て、球際の強さでは大きく上回る。すでにレギュラーを務める力量の持ち主だが、ブスケッツはこのポジションで歴代最高クラスの選手だ。百戦錬磨のベテランと比べると、今なお分が悪い。
 
【インサイドハーフ】
 ガビとペドリは、それぞれブスケッツとともに中盤の一角を担うことが運命づけられている。監督の抜擢に応え代表に定着。W杯は今回が初めてだが、ペドリはEURO、ガビはネーションズリーグとトップレベルでのプレーを経験済みである点も心強い。すでに主力格の2人の活躍はスペインの命運を握っていると言っても過言ではない。

 身体能力に長けるM・ジョレンテは、相手によって先発で起用される可能性がある。また前述したように右SBをこなすなど、指揮官はその万能性を高く評価している。カルロス・ソレールもパスセンスと視野を兼ね備え、プレースキッカーとしても優秀だ。ペドリやガビのようなドリブル突破力はないが、戦術理解度も高く、確かな実力の持ち主だ。

 コンディション次第という条件付きだが、チアゴ・アルカンタラもメンバー入りを果たしそうだ。中盤の3つのポジションを全てこなす使い勝手の良さ、中盤で放つ存在感をルイス・エンリケ監督は買っている。コケも同じく様々な起用法に応えることができる選手で、ドレッシングルームのまとめ役としても重要な存在だ。

 ダニ・オルモもインサイドMFとして起用されたことがある。選外としたが、ルイス・エンリケ監督がボックス・トゥ・ボックス型MFを加えたいのであれば、ミケル・メリーノが浮上する。
 
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