• トップ
  • ニュース一覧
  • 【カタールW杯|C組展望】大本命はアルゼンチンも…“オール国内組”サウジが台風の目になるか!波乱の予感漂うグループに

【カタールW杯|C組展望】大本命はアルゼンチンも…“オール国内組”サウジが台風の目になるか!波乱の予感漂うグループに

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2022年10月26日

衰えを知らないポーランドの大エース

ポーランドの得点源レバンドフスキ。フィニッシュワークにますます磨きがかかる。(C)Getty Images

画像を見る

■ポーランド
(2大会連続9回目の出場)

 躍進が期待された前回大会は、セネガルとの初戦でつまずくなど、グループステージ敗退に終わった。当時29歳だったエースのロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)など、主力は確実に年齢が上がってしまったが、幸いにもレバンドフスキは衰えどころか、ますます決定力やゴール前の勝負強さが増している印象だ。

 その大エースを筆頭に司令塔グジェゴシュ・クリホビアク(アル・シャバブ)、ディフェンスリーダーのカミル・グリク(ベネベント)、守護神ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)という経験豊富なセンターラインは、欧州プレーオフからチームを率いるチェスワフ・ミフニエビチ監督も強く信頼しているようだ。

 前線ではレバンドフスキの相棒として、怪我で消化不良だったFWアルカディウシュ・ミリク(ユベントス)の爆発にも期待だが、9月に行なわれたネーションズリーグのウェールズ戦で、決勝ゴールを決めたカロル・シフィデルスキ(シャーロットFC)がニューヒーローの座を狙っている。

 卓越したテクニックと攻撃センスを誇るピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)も、彼らFW陣のアシスト源として期待される。
 
■サウジアラビア
(2大会連続6回目の出場)

 アジアの戦いでは圧倒的なポゼッションをベースに、相手陣内で多くの時間を過ごしてきた。そこからのフィニッシュの迫力不足という課題はあったが、フランス人のエルベ・ルナール監督が率いる中東の雄は、W杯本番で違った問題に向き合う必要がある。

 明らかに攻め込まれる時間が増えそうなアルゼンチン戦とメキシコ戦、さらには世界屈指のFWレバンドフスキがエースのポーランド戦で、よりタイトな守備や縦に速い攻撃が求められる。そうした実情もあってか、指揮官は予選後のテストマッチで4-2-3-1から4-1-4-1にシステムを変更した。

 9月の試合では、エクアドルとアメリカ相手にスコアレスドロー。無論、ポゼッションは捨て去れないだろうが、少ないチャンスにエースのフィラス・アル・ブライカン(アル・ファテフ)が決め切るシチュエーションも想定する必要がある。

 10月と11月で5試合の強化試合が組める上に、近隣国カタールでのW杯を前に、早めから準備できるのは国内リーグの選手しかいないチームの強みだ。
 
【関連記事】
【カタールW杯|A組展望】大本命オランダはセネガルとの初戦で敗戦のリスクも。初出場カタールはホームアドバンテージを活かせるか
【カタールW杯|B組展望】本命イングランドは組織力に不安が…。アメリカ、ウェールズ、イランにも突破のチャンスは十分にある!
【カタールW杯|D組展望】前回王者フランスとデンマークの2強! 豪州&チュニジアは初戦で勝点1を得られれば…
「可愛さの破壊力すげぇ」「セクシー」なでしこ岩渕真奈が眩いビキニ姿を披露! 熊谷紗希とバカンスを楽しむ様子が反響
「反転して逃げられ、誰も追いつけない」復活弾の古橋亨梧を元プレミア戦士が絶賛!「キョウゴには誰も張りつきたがらない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ