衰えを知らないポーランドの大エース
■ポーランド
(2大会連続9回目の出場)
躍進が期待された前回大会は、セネガルとの初戦でつまずくなど、グループステージ敗退に終わった。当時29歳だったエースのロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)など、主力は確実に年齢が上がってしまったが、幸いにもレバンドフスキは衰えどころか、ますます決定力やゴール前の勝負強さが増している印象だ。
その大エースを筆頭に司令塔グジェゴシュ・クリホビアク(アル・シャバブ)、ディフェンスリーダーのカミル・グリク(ベネベント)、守護神ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)という経験豊富なセンターラインは、欧州プレーオフからチームを率いるチェスワフ・ミフニエビチ監督も強く信頼しているようだ。
前線ではレバンドフスキの相棒として、怪我で消化不良だったFWアルカディウシュ・ミリク(ユベントス)の爆発にも期待だが、9月に行なわれたネーションズリーグのウェールズ戦で、決勝ゴールを決めたカロル・シフィデルスキ(シャーロットFC)がニューヒーローの座を狙っている。
卓越したテクニックと攻撃センスを誇るピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)も、彼らFW陣のアシスト源として期待される。
(2大会連続9回目の出場)
躍進が期待された前回大会は、セネガルとの初戦でつまずくなど、グループステージ敗退に終わった。当時29歳だったエースのロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)など、主力は確実に年齢が上がってしまったが、幸いにもレバンドフスキは衰えどころか、ますます決定力やゴール前の勝負強さが増している印象だ。
その大エースを筆頭に司令塔グジェゴシュ・クリホビアク(アル・シャバブ)、ディフェンスリーダーのカミル・グリク(ベネベント)、守護神ヴォイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)という経験豊富なセンターラインは、欧州プレーオフからチームを率いるチェスワフ・ミフニエビチ監督も強く信頼しているようだ。
前線ではレバンドフスキの相棒として、怪我で消化不良だったFWアルカディウシュ・ミリク(ユベントス)の爆発にも期待だが、9月に行なわれたネーションズリーグのウェールズ戦で、決勝ゴールを決めたカロル・シフィデルスキ(シャーロットFC)がニューヒーローの座を狙っている。
卓越したテクニックと攻撃センスを誇るピオトル・ジエリンスキ(ナポリ)も、彼らFW陣のアシスト源として期待される。
■サウジアラビア
(2大会連続6回目の出場)
アジアの戦いでは圧倒的なポゼッションをベースに、相手陣内で多くの時間を過ごしてきた。そこからのフィニッシュの迫力不足という課題はあったが、フランス人のエルベ・ルナール監督が率いる中東の雄は、W杯本番で違った問題に向き合う必要がある。
明らかに攻め込まれる時間が増えそうなアルゼンチン戦とメキシコ戦、さらには世界屈指のFWレバンドフスキがエースのポーランド戦で、よりタイトな守備や縦に速い攻撃が求められる。そうした実情もあってか、指揮官は予選後のテストマッチで4-2-3-1から4-1-4-1にシステムを変更した。
9月の試合では、エクアドルとアメリカ相手にスコアレスドロー。無論、ポゼッションは捨て去れないだろうが、少ないチャンスにエースのフィラス・アル・ブライカン(アル・ファテフ)が決め切るシチュエーションも想定する必要がある。
10月と11月で5試合の強化試合が組める上に、近隣国カタールでのW杯を前に、早めから準備できるのは国内リーグの選手しかいないチームの強みだ。
(2大会連続6回目の出場)
アジアの戦いでは圧倒的なポゼッションをベースに、相手陣内で多くの時間を過ごしてきた。そこからのフィニッシュの迫力不足という課題はあったが、フランス人のエルベ・ルナール監督が率いる中東の雄は、W杯本番で違った問題に向き合う必要がある。
明らかに攻め込まれる時間が増えそうなアルゼンチン戦とメキシコ戦、さらには世界屈指のFWレバンドフスキがエースのポーランド戦で、よりタイトな守備や縦に速い攻撃が求められる。そうした実情もあってか、指揮官は予選後のテストマッチで4-2-3-1から4-1-4-1にシステムを変更した。
9月の試合では、エクアドルとアメリカ相手にスコアレスドロー。無論、ポゼッションは捨て去れないだろうが、少ないチャンスにエースのフィラス・アル・ブライカン(アル・ファテフ)が決め切るシチュエーションも想定する必要がある。
10月と11月で5試合の強化試合が組める上に、近隣国カタールでのW杯を前に、早めから準備できるのは国内リーグの選手しかいないチームの強みだ。