• トップ
  • ニュース一覧
  • 【カタールW杯|B組展望】本命イングランドは組織力に不安が…。アメリカ、ウェールズ、イランにも突破のチャンスは十分にある!

【カタールW杯|B組展望】本命イングランドは組織力に不安が…。アメリカ、ウェールズ、イランにも突破のチャンスは十分にある!

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2022年10月25日

ウェールズの大一番はイングランドとの“兄弟対決”

ウェールズは、ボール奪取から鋭いカウンターを繰り出す。ビッグネームのベイルにも注目だ。(C)Getty Images

画像を見る

■ウェールズ
(16大会ぶり2回目の出場)

 欧州予選のプレーオフを勝ち抜いており、ガレス・ベイル(ロサンゼルスFC)というビッグネームはいるが、組織力に大きなアドバンテージを持つ。本番はアメリカ戦から始まるが、大一番は間違いなく兄弟国であるイングランドとの3試合目だ。

 3バックをベースとしながら、必要に応じて5バックで構えて、ミドルゾーンでのボール奪取から鋭いカウンターを繰り出す。

 攻守の要として奮闘するのは、ネコ・ウィリアムズ(ノッティンガム・F)だ。前線はベイルが1トップの場合と、2トップでダニエル・ジェームズ(フルアム)と組む場合などで、フィニッシュのところは変わってくるが、縦の速い攻撃がメインになる点に変わりはない。

 昨シーズンのチャンピオンシップ(イングランド2部)で15アシストを記録したハリー・ウィルソン(フルアム)の左からの正確なクロスにも注目だ。
 
■イラン
(3大会連続6回目の出場)

 予選後にカルロス・ケイロス監督が再任。前回W杯でイランを率いた後、コロンビアで途中解任の憂き目に遭い、エジプトでは予選でセネガルに敗れて本大会行きを逃した。それでも、過去2大会で指揮した名将が帰ってきたのはイランにとって朗報だ。

 9月の親善試合では、ウルグアイに1-0で勝利し、その試合で決勝点を記録したメフディ・タレミ(ポルト)は、ポルトガルリーグでゴールを量産中。さらにエースのサルダル・アズムン(レバークーゼン)やアリレザ・ジャハンバフシュ(フェイエノールト)など、アタッカー陣は好調だ。

 4-3-3の中盤の底は、大型MFサイード・エザトラヒ(ヴェイレ)が力強く支える。インサイドハーフは、FWも可能なサマン・ゴドス(ブレントフォード)とレフトバックも担える経験豊富な左利きのエフサン・ハジサフィ(AEKアテネ)か。90分出し切っていくチームだけに、選手層も大きなポイントになる。
 
【関連記事】
【カタールW杯|A組展望】大本命オランダはセネガルとの初戦で敗戦のリスクも。初出場カタールはホームアドバンテージを活かせるか
【カタールW杯|C組展望】大本命はアルゼンチンも…“オール国内組”サウジが台風の目になるか!波乱の予感漂うグループに
【カタールW杯|D組展望】前回王者フランスとデンマークの2強! 豪州&チュニジアは初戦で勝点1を得られれば…
「マルセイユが惚れ込んでいる」伊東純也の獲得にフランス名門が強い関心と現地報道
「ろくでなしめ、挨拶をしなかった。怒っている」元日本代表監督アギーレ、昨季に“冷遇した”久保建英の態度に激怒? 脅威となったプレー面には「守備の責任がなくて快適なんだろ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ