異次元の決定力を誇るクリスチアーノ・ロナウドとリオネル・メッシの２大クラックが例年通り一騎打ちを展開するのは、ほぼ間違いない。
 
　ここまで５得点とすでに量産態勢に入りつつある前者の３連覇か、あるいは、後者が６節に負った全治８週間の怪我をものともせず３年ぶりにキングに返り咲くのか。その勝負の行方もさることながら、毎年のように40を超える得点数にも注目が集まる。
 
　第二集団となりそうなのが、メッシとともに魅惑のトリデンテを形成するネイマールとルイス・スアレス、C・ロナウドやガレス・ベイルと抜群の連携を築くカリム・ベンゼマ、昨シーズンに点取り屋として開眼したアントワーヌ・グリエーズマンの４人か。
 
　その後方では、老いて益々盛んなアリツ・アドゥリス、ポルトガルで３年連続の得点王に輝いたジャクソン・マルティネス、巨漢CFフェルナンド・ジョレンテが虎視眈々とランキング上位を狙う。
 
［リーガ・エスパニョーラの得点王獲得レース］
【本命：40ゴールが射程圏内】
メッシ（バルセロナ）｜14-15成績：38試合・43得点
ロナウド（R・マドリー）｜14-15成績：35試合・48得点
 
【対抗：20ゴールが射程圏内】
グリエーズマン（A・マドリー）｜14-15成績：37試合・22得点
スアレス（バルセロナ）｜14-15成績：27試合・16得点
ネイマール（バルセロナ）｜14-15成績：33試合・22得点
ベンゼマ（R・マドリー）｜14-15成績：29試合・15得点
 
【大穴：15ゴールが射程圏内】
アドゥリス（A・ビルバオ）｜14-15成績：31試合・18得点
ジャクソン（A・マドリー）｜14-15成績：30試合・21得点（ポルト）
ジョレンテ（セビージャ）｜14-15成績：31試合・７得点（ユベントス）
 
［15-16シーズン得点ランキング］※７節終了時
６ゴール：ベンゼマ（R・マドリー）
５ゴール：C・ロナウド（R・マドリー）、アギレチェ（R・ソシエダ）、ノリート（セルタ）
４ゴール：ネイマール（バルセロナ）、アドゥリス（ビルバオ）、他４人
３ゴール：メッシ（バルセロナ）、スアレス（バルセロナ）、グリエーズマン（A・マドリー）、他３人