川崎――両ウイングバックが機能すれば、G大阪戦に続く大量得点も。
J1リーグ2ndステージ・14節
サンフレッチェ広島 - 川崎フロンターレ
10月17日(土)/14:00/エディオンスタジアム広島
川崎フロンターレ
2ndステージ成績(13節終了時):5位 勝点23 7勝2分4敗 27得点・18失点
年間成績(30試合終了時):5位 勝点53 16勝5分9敗 59得点・44失点
【最新チーム事情】
●14日の天皇杯3回戦から中2日でのアウェー戦のため慎重に調整。
●病床の奥さんを気遣って丸刈りにした大久保は、天皇杯でも1ゴールと好調を維持。
●大久保はJ1通算154得点。歴代最多の中山雅史の157得点まであと3ゴール(歴代2位の佐藤寿人は現在156得点)
●中村は現在J1通算49得点。50得点の節目に乗るか。
●アウェーの広島戦は3連敗中。 直近の3試合も(1分2敗)と近年の相性は悪い。
勝てておらず気を引き締めての試合となる
【担当記者の視点】
前節のG大阪戦では5-3と撃ち合いを制し、続く天皇杯3回戦の京都戦(14日)も3-0と完勝を収めた。チームは天皇杯2回戦から公式戦6連勝(リーグ戦4連勝)と波に乗っている。ただし、京都戦はベストメンバーで臨み、中2日でアウェーの広島戦を迎えるため、疲労の蓄積は不安要素と言える。
注目は、やはり大久保と佐藤の“ゴン越え”を巡るゴール対決か。妻のために丸刈りにした大久保は、G大阪戦と京都戦で公式戦2試合連続ゴール中と好調を維持し、直近の公式戦6試合で見ても8ゴールと当たっている。エースが躍動すれば、攻撃も勢いづくはずだ。
一方、サイドの攻防も見どころのひとつだ。左ウイングバックの中野、右ウイングバックのエウシーニョはともに攻撃面で良いパフォーマンスを見せており、攻撃の急先鋒を担う。このふたりが機能すれば、G大阪戦のような大量得点もあり得るか。逆にサイドの攻防で後手を踏むようだと、川崎が劣勢に回りそうだ。