アカデミーのプレースタイルが間違っていないという証明になった
今夏は中学年代の横浜FC Jrユースも、第37回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会で躍進。育成組織の全カテゴリーを含めて初となる全国での準優勝を成し遂げた。
グループステージを2位で通過したJrユースチームは、決勝トーナメント1回戦では清水エスパルスJrユースとPK戦までもつれるも、その後は順調に勝ち進む。迎えた決勝戦は、グループステージ1節で3-0と完勝していたC大阪U-15。試合は1-3で敗戦したが、和田拓三監督は「セットプレーから先制点を奪われて、そこで隙を見せてしまいましたけど、最後まで諦めずに1点返せたのは次に繋がると思います」と振り返る。
さらに、「頂点を目ざすためにはもっと質を上げていかなければいけませんが、自分たちがやりたいサッカーで準優勝という結果を出すことができた。アカデミーのプレースタイルが間違っていないという証明にもなった」と手応えを示す。
グループステージを2位で通過したJrユースチームは、決勝トーナメント1回戦では清水エスパルスJrユースとPK戦までもつれるも、その後は順調に勝ち進む。迎えた決勝戦は、グループステージ1節で3-0と完勝していたC大阪U-15。試合は1-3で敗戦したが、和田拓三監督は「セットプレーから先制点を奪われて、そこで隙を見せてしまいましたけど、最後まで諦めずに1点返せたのは次に繋がると思います」と振り返る。
さらに、「頂点を目ざすためにはもっと質を上げていかなければいけませんが、自分たちがやりたいサッカーで準優勝という結果を出すことができた。アカデミーのプレースタイルが間違っていないという証明にもなった」と手応えを示す。
小野監督、和田監督の言葉から伝わってくるように、この2チームが躍進した要因のひとつは、プレースタイルの浸透の深さにある。一貫した育成体制があるからこそ、カテゴリーが違っても監督やコーチの指導にブレがなく、選手たちも身に付けたものを試合で表現できるのだろう。
また、アカデミー全体でレベルアップを図っている点も特長と言える。例えば小野監督がJrユース、和田監督がユースの練習にお互い参加してチームや選手の状況を確認し合う。そうすることでチーム戦術や浮き彫りになった課題の改善方法を探るとともに、選手への伝え方などもブラッシュアップしているという。小野監督は「フランクにコミュニケーションが取れるのもうちの強み」と胸を張る。
クラブユース選手権における横浜FCユース、横浜FC Jrユースの次なる目標は“優勝”だ。今回の経験を糧に、さらなる高みを目ざす。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】ホーム三ツ沢で、激戦を目に焼き付けた横浜FCサポーター!
また、アカデミー全体でレベルアップを図っている点も特長と言える。例えば小野監督がJrユース、和田監督がユースの練習にお互い参加してチームや選手の状況を確認し合う。そうすることでチーム戦術や浮き彫りになった課題の改善方法を探るとともに、選手への伝え方などもブラッシュアップしているという。小野監督は「フランクにコミュニケーションが取れるのもうちの強み」と胸を張る。
クラブユース選手権における横浜FCユース、横浜FC Jrユースの次なる目標は“優勝”だ。今回の経験を糧に、さらなる高みを目ざす。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
【PHOTO】ホーム三ツ沢で、激戦を目に焼き付けた横浜FCサポーター!