「戦える選手」と評された米倉の馬力ある攻撃参加が際立つ。
DF
丹羽大輝(G大阪)
今季成績(J1):29試合・0得点
平均採点:5.94(DF部門10位)
今回のメンバー発表会見でハリルホジッチ監督は選出理由を口にしなかったが、現体制の常連組になりつつある証とも受け取れる。6月シリーズで代表初招集以降はコンスタントに選出され、リーグ戦やACLで闘志と自信に溢れるプレーを見せる。
不用意なミスが少なく、1対1の守備では粘り強い対応で突破を阻止し、空中戦や球際での激しさも健在。まさに脂の乗った時期に差し掛かり、出場への意欲も並々ならぬものがある。SBとCBの両方に対応するユーティリティ性を活かし、指揮官にアピールしたい。
DF
槙野智章(浦和)
今季成績(J1):28試合・2得点
平均採点:6.04(DF部門3位)
出場停止明けの鹿島戦では代表と同じ4バックのCBの位置に入り(阿部と組んだ)、粘り強い守備を見せた。ただ、やはり3バックとは勝手が違うのか、対峙した相手の後手に回る場面も見られた。
前回の埼玉スタジアムでの親善試合とイラン遠征には、右内転筋に違和感を覚えたため参加しなかった。その間に森重がまずまずのパフォーマンスを見せており、再びポジションを掴むためには、練習時からその大きな声を含めて、存在感を示したい。
DF
森重真人(FC東京)
今季成績(J1):27試合・6得点
平均採点:5.93(DF部門11位)
槙野が負傷欠場した9月の連戦(カンボジア戦、アフガニスタン戦)では、吉田の相棒としていずれもフル出場。高精度のフィードと果敢な攻め上がりでオフェンスに変化をつけようとしていた。
その後、Jリーグに舞台を移しても安定したパフォーマンスでFC東京の勝利に貢献している。空中戦での強さは圧倒的で、今回は選出されなかった左SB・太田のクロスに合わせる技術も一級品だ。力強いプレーぶりからはコンディションの良さが窺えるだろう。
DF
米倉恒貴(G大阪)
今季成績(J1):27試合・1得点
平均採点:5.83(DF部門17位)
9月16日のACL準々決勝第2戦・全北戦では、終了間際に決勝弾を叩き込み、チームを準決勝へと導く活躍を披露した。同26日の12節・柏戦では、カウンターから長い距離を走り、DFを引き付けるおとり役として得点に関与。後半にもドリブルで持ち上がり、3点目の起点となるなど、馬力のある攻撃参加が光った。
G大阪では不動の右SBながら、代表では左SBで起用が続く。ポジションは異なるものの、代表でも積極的に上がって攻撃を援護するなど、自身の特長を要所で垣間見せている。ただバックアッパーの域を出ないだけに、定位置奪取には今まで以上の労苦が必要だろう。
DF
塩谷 司(広島)
今季成績(J1):22試合・3得点
平均採点:6.02(DF部門4位タイ)
7節の柏戦からスタメンに復帰。故障した右足の不安もなくなり、攻撃参加の回数も試合を重ねるごとに増している。直近の12節・清水戦ではP・ウタカや鄭大世との肉弾戦にも互角の勝負を繰り広げ、フィジカル、1対1の強さを改めて証明した。
自身初のワールドカップ予選のメンバー入りを果たした塩谷に対し、ハリルホジッチ監督は「時間をかけて追跡している選手」と前置きしたうえで、「テクニックのクオリティ、パワーは十分にある。彼にチャンスを与えるメリットはある」と期待を寄せる。また、起用ポジションは右SBと明言。酒井高、米倉あたりがメンバーに残るためのライバルになるだろう。
丹羽大輝(G大阪)
今季成績(J1):29試合・0得点
平均採点:5.94(DF部門10位)
今回のメンバー発表会見でハリルホジッチ監督は選出理由を口にしなかったが、現体制の常連組になりつつある証とも受け取れる。6月シリーズで代表初招集以降はコンスタントに選出され、リーグ戦やACLで闘志と自信に溢れるプレーを見せる。
不用意なミスが少なく、1対1の守備では粘り強い対応で突破を阻止し、空中戦や球際での激しさも健在。まさに脂の乗った時期に差し掛かり、出場への意欲も並々ならぬものがある。SBとCBの両方に対応するユーティリティ性を活かし、指揮官にアピールしたい。
DF
槙野智章(浦和)
今季成績(J1):28試合・2得点
平均採点:6.04(DF部門3位)
出場停止明けの鹿島戦では代表と同じ4バックのCBの位置に入り(阿部と組んだ)、粘り強い守備を見せた。ただ、やはり3バックとは勝手が違うのか、対峙した相手の後手に回る場面も見られた。
前回の埼玉スタジアムでの親善試合とイラン遠征には、右内転筋に違和感を覚えたため参加しなかった。その間に森重がまずまずのパフォーマンスを見せており、再びポジションを掴むためには、練習時からその大きな声を含めて、存在感を示したい。
DF
森重真人(FC東京)
今季成績(J1):27試合・6得点
平均採点:5.93(DF部門11位)
槙野が負傷欠場した9月の連戦(カンボジア戦、アフガニスタン戦)では、吉田の相棒としていずれもフル出場。高精度のフィードと果敢な攻め上がりでオフェンスに変化をつけようとしていた。
その後、Jリーグに舞台を移しても安定したパフォーマンスでFC東京の勝利に貢献している。空中戦での強さは圧倒的で、今回は選出されなかった左SB・太田のクロスに合わせる技術も一級品だ。力強いプレーぶりからはコンディションの良さが窺えるだろう。
DF
米倉恒貴(G大阪)
今季成績(J1):27試合・1得点
平均採点:5.83(DF部門17位)
9月16日のACL準々決勝第2戦・全北戦では、終了間際に決勝弾を叩き込み、チームを準決勝へと導く活躍を披露した。同26日の12節・柏戦では、カウンターから長い距離を走り、DFを引き付けるおとり役として得点に関与。後半にもドリブルで持ち上がり、3点目の起点となるなど、馬力のある攻撃参加が光った。
G大阪では不動の右SBながら、代表では左SBで起用が続く。ポジションは異なるものの、代表でも積極的に上がって攻撃を援護するなど、自身の特長を要所で垣間見せている。ただバックアッパーの域を出ないだけに、定位置奪取には今まで以上の労苦が必要だろう。
DF
塩谷 司(広島)
今季成績(J1):22試合・3得点
平均採点:6.02(DF部門4位タイ)
7節の柏戦からスタメンに復帰。故障した右足の不安もなくなり、攻撃参加の回数も試合を重ねるごとに増している。直近の12節・清水戦ではP・ウタカや鄭大世との肉弾戦にも互角の勝負を繰り広げ、フィジカル、1対1の強さを改めて証明した。
自身初のワールドカップ予選のメンバー入りを果たした塩谷に対し、ハリルホジッチ監督は「時間をかけて追跡している選手」と前置きしたうえで、「テクニックのクオリティ、パワーは十分にある。彼にチャンスを与えるメリットはある」と期待を寄せる。また、起用ポジションは右SBと明言。酒井高、米倉あたりがメンバーに残るためのライバルになるだろう。