風間氏が求める技術を体現も満足せず、得点力向上を目ざす
「“止める”はボールを止めるだけではなく、相手も止めて操ること。蹴るはスルーパスもそうですけど、スペースに合わせるのではなく、点で合わせること。2年生の最初の頃は点で合わせることはめちゃくちゃ難しかったんですけど、だんだん慣れてきて、点で合わせることができるようになりましたね」
その結果、プレーも変化。「止めることに集中すると、まず下を見てしまう。止められるようになると前を向いているので、見える景色が変わったと思います」と金監督が話す通り、ルックダウンする場面が減少。相手と駆け引きしながら、より良い状態でボールを受けられるようになった。
そうした成果が着実に表われており、この決勝でも風間氏が求める“止める”“蹴る”を体現。攻撃のキーマンとしてゲームを組み立てる役割を担い、チームの勝利に貢献した。
その結果、プレーも変化。「止めることに集中すると、まず下を見てしまう。止められるようになると前を向いているので、見える景色が変わったと思います」と金監督が話す通り、ルックダウンする場面が減少。相手と駆け引きしながら、より良い状態でボールを受けられるようになった。
そうした成果が着実に表われており、この決勝でも風間氏が求める“止める”“蹴る”を体現。攻撃のキーマンとしてゲームを組み立てる役割を担い、チームの勝利に貢献した。
今大会で評価を高めたものの、本人は現状に満足しておらず、得点力を課題に上げる。指揮官は技術的な部分でも改善の余地があると感じており、「自分から見てもまだまだ止まっていない。それではボールを失ってしまうと思う場面はある」と話す。
来季からはU-18チームでプレーする。「世界でどこまで通用するかを確かめたい」と世代別代表でのプレーにも意欲を燃やす成長株は最高の夏を経て、さらなる高みを目ざす。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
【PHOTO】セレッソ大阪の歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
来季からはU-18チームでプレーする。「世界でどこまで通用するかを確かめたい」と世代別代表でのプレーにも意欲を燃やす成長株は最高の夏を経て、さらなる高みを目ざす。
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