• トップ
  • ニュース一覧
  • 夏の日本一に貢献したC大阪U-15の平山大河。磨いた“止める”“蹴る”を体現「世界でどこまで通用するかを確かめたい」

夏の日本一に貢献したC大阪U-15の平山大河。磨いた“止める”“蹴る”を体現「世界でどこまで通用するかを確かめたい」

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2022年08月25日

風間氏が求める技術を体現も満足せず、得点力向上を目ざす

高い次元で“止める”を習得。ルックダウンの場面が減少した。写真:松尾祐希

画像を見る

「“止める”はボールを止めるだけではなく、相手も止めて操ること。蹴るはスルーパスもそうですけど、スペースに合わせるのではなく、点で合わせること。2年生の最初の頃は点で合わせることはめちゃくちゃ難しかったんですけど、だんだん慣れてきて、点で合わせることができるようになりましたね」

 その結果、プレーも変化。「止めることに集中すると、まず下を見てしまう。止められるようになると前を向いているので、見える景色が変わったと思います」と金監督が話す通り、ルックダウンする場面が減少。相手と駆け引きしながら、より良い状態でボールを受けられるようになった。

 そうした成果が着実に表われており、この決勝でも風間氏が求める“止める”“蹴る”を体現。攻撃のキーマンとしてゲームを組み立てる役割を担い、チームの勝利に貢献した。
 
 今大会で評価を高めたものの、本人は現状に満足しておらず、得点力を課題に上げる。指揮官は技術的な部分でも改善の余地があると感じており、「自分から見てもまだまだ止まっていない。それではボールを失ってしまうと思う場面はある」と話す。

 来季からはU-18チームでプレーする。「世界でどこまで通用するかを確かめたい」と世代別代表でのプレーにも意欲を燃やす成長株は最高の夏を経て、さらなる高みを目ざす。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

【PHOTO】セレッソ大阪の歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!

 
【関連記事】
「議論は終わりだ」古橋亨梧とライバルFWの起用法に地元紙が見解!前田大然らとの「勝利の方程式に手を入れるのは論理的でない」
「まるで日向小次郎」とイタリア騒然!ナポリ新加入のフランス代表MFが決めた豪快弾が反響!
「今まで見た中で最も恥知らずなダイブ」怪物ハーランド、チャリティーマッチでのPK奪取に辛辣批判!「本当にバカげている」
「マスクしてても可愛い」大津祐樹、女子アナ妻&愛息との“何でもない日”のプライベートショットに反響!「本当に癒し」
ついに初先発の三笘薫、66分での交代に現地サポーターは落胆!「ミトマの名前が呼ばれると、大きなため息が漏れた」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ