「“止める、蹴る”はJ1もレベルがすごく高い。ただオーストリアは…」
――昨年、お話を聞かせていただいた時よりも逞しくなった印象です。
「本当ですか? そう言ってもらえるのは嬉しいです。実際、日本では寮や親のもとで生活していましたが、それが昨年、いきなり一変したわけです。オーストリアに渡り、そこで人生はじめての一人暮らし。食事も、栄養面などを自分で考え工夫しながら、毎日自炊をしました。そうやって身の回りのことをすべて自分でやっていくのは大変ではありましたが、僕ももう19歳なので本来はそれが当然だし、日本では多くの人に助けてもらいながら生活していたということを実感できました。サッカー選手としてはもちろんですが、ひとりの人間としても色んなことを学ばせてもらったと強く感じています。
ドイツ語もだいぶ上達したんですよ。相手が言っていることの大部分を理解できるようになったと思います。ただ、帰国中にこうして日本語ばかり話しているので、少し忘れてしまっているかもしれませんが……(笑)」
「本当ですか? そう言ってもらえるのは嬉しいです。実際、日本では寮や親のもとで生活していましたが、それが昨年、いきなり一変したわけです。オーストリアに渡り、そこで人生はじめての一人暮らし。食事も、栄養面などを自分で考え工夫しながら、毎日自炊をしました。そうやって身の回りのことをすべて自分でやっていくのは大変ではありましたが、僕ももう19歳なので本来はそれが当然だし、日本では多くの人に助けてもらいながら生活していたということを実感できました。サッカー選手としてはもちろんですが、ひとりの人間としても色んなことを学ばせてもらったと強く感じています。
ドイツ語もだいぶ上達したんですよ。相手が言っていることの大部分を理解できるようになったと思います。ただ、帰国中にこうして日本語ばかり話しているので、少し忘れてしまっているかもしれませんが……(笑)」
――満を持しての、オーストリア2部本格挑戦と言えるかもしれませんね。
「そうですね。昨季もシーズン途中からヴァッカーのトップチームに帯同して、2部リーグの試合や練習を経験しましたが、レベルの高さに驚きました。“止める、蹴る”のところでは日本のJ1もレベルがすごく高いと思いますが、オーストリアはなんといってもプレーのパワー、スピード、ダイナミックさがものすごいです。フィジカル的なスピードもそうですが、判断のスピードもめちゃくちゃ速い。あっという間に局面が変わっていきますから、まずはその速さについていくことができなければ何もできません。より集中力を高めてプレーしようと考えています。そしてまずはザンクト・ペルテンの1部昇格のためにすべての力を注ぎますが、オーストリア2部での活躍が評価されて大きな飛躍をしていく選手も数多くいるので、そうした意味でのやりがいも強いです」
――今年5月には第48回モーリスレベロトーナメントに参加したU-19日本代表にも選出されました。
「それまで世代別代表候補には選出されたことがあったのですが、代表選手として国際大会に出場するのは初めてでしたから、とても嬉しかったです。国を代表してプレーすることの重みもすごく感じました。同時に、久しぶりに同世代の日本人選手と一緒にサッカーをしたわけですが、なかにはJ1で継続的に出場している選手もいましたし、『みんな本当にうまいな!』とすごく刺激になりました。その大会自体は肩の怪我であまり試合には出られなかったのですが、『もっと一生懸命にサッカーに取り組み、もっとサッカーがうまくなりたい』と思いながら過ごすことができました。
怪我で迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちが強いですが、選出してもらえて本当によかったです。今秋にはU-19アジア選手権があるので、そこにまた呼んでもらえるように頑張りたいですし、モーリスレベロトーナメントであまり戦力になれなかったぶんも、そこで挽回したい思いが強いです」
「そうですね。昨季もシーズン途中からヴァッカーのトップチームに帯同して、2部リーグの試合や練習を経験しましたが、レベルの高さに驚きました。“止める、蹴る”のところでは日本のJ1もレベルがすごく高いと思いますが、オーストリアはなんといってもプレーのパワー、スピード、ダイナミックさがものすごいです。フィジカル的なスピードもそうですが、判断のスピードもめちゃくちゃ速い。あっという間に局面が変わっていきますから、まずはその速さについていくことができなければ何もできません。より集中力を高めてプレーしようと考えています。そしてまずはザンクト・ペルテンの1部昇格のためにすべての力を注ぎますが、オーストリア2部での活躍が評価されて大きな飛躍をしていく選手も数多くいるので、そうした意味でのやりがいも強いです」
――今年5月には第48回モーリスレベロトーナメントに参加したU-19日本代表にも選出されました。
「それまで世代別代表候補には選出されたことがあったのですが、代表選手として国際大会に出場するのは初めてでしたから、とても嬉しかったです。国を代表してプレーすることの重みもすごく感じました。同時に、久しぶりに同世代の日本人選手と一緒にサッカーをしたわけですが、なかにはJ1で継続的に出場している選手もいましたし、『みんな本当にうまいな!』とすごく刺激になりました。その大会自体は肩の怪我であまり試合には出られなかったのですが、『もっと一生懸命にサッカーに取り組み、もっとサッカーがうまくなりたい』と思いながら過ごすことができました。
怪我で迷惑をかけてしまい申し訳ない気持ちが強いですが、選出してもらえて本当によかったです。今秋にはU-19アジア選手権があるので、そこにまた呼んでもらえるように頑張りたいですし、モーリスレベロトーナメントであまり戦力になれなかったぶんも、そこで挽回したい思いが強いです」