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【E-1なでしこ】僅差の勝負を勝ち切る――成長示した韓国戦。10番・長野は「守りながら点を取って勝てたのはプラス」

カテゴリ:女子サッカー

西森彰

2022年07月20日

今後へ向けた自信につながりそうな勝点3

5戦連発中だった植木は無得点で記録を伸ばせず。ただ、長野の決勝点につながる単独突破は素晴らしかった。写真:塚本凛平(サッカーダイジェスト写真部)

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 65分の決勝点は、清水の前線へのフィードから始まった。5戦連続得点中だった植木理子(ベレーザ)が反応し、1人で韓国の選手3人を引き付けて、中央へ折り返す。長い距離を走ってきた長野風花(ノースカロライナ)が、これをしっかりと右足でとらえる。

 韓国の執拗なロングボール攻撃で、頭の上をボールが飛び交う展開にフラストレーションをためながらも、大仕事をやり切った。なでしこジャパンの10番は、派手なガッツポーズを見せた。

「ロングボールの出どころに行ききれず、蹴らせてしまった部分があり、精神力が強い、身長の高い選手もいたので苦労した。こういったゲーム展開で、守りながら点を取って勝てたというのはプラスに考えたいし、もっと自分たちのチャンスを決めきって勝つというゲームをできたら」(長野)
 
 勝ち切れなかったアジアカップ時の韓国戦に比べて、今回のほうが苦戦したイメージは強い。韓国のコリン・ベル監督も「これまでよりも、よく戦えたが、2回しかないチャンスをどちらも決められた」と悔しがっていた。

 日本は力強く競り勝った。勝つ時はゴールラッシュが生まれる一方、競ったゲームで勝ち切れていなかったチームにとって、今後へ向けた自信につながりそうな勝点3だった。

取材・文●西森彰(フリーライター)

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