「100%成功させられるように突き詰めていかないと」
それでも気持ちを切らさず、チームを盛り立てながら、いつ自分に出番が来てもいいように準備を怠らなかった。
大会中も「いつ大岩剛監督が『佐々木でいこう』と思ってもいいように、自分は良い準備ができているつもり。(練習から)100%でやって、あとは監督が決めるだけ」と口にし、気持ちだけは切らさなかった。だからこそ、クラブに戻っても違和感なくプレーをすることができた。失点が続いたとしてもポジティブな姿勢を崩さない。「負けた試合が持つ意味は自分たちで変えられる」。井上敬太GKコーチから贈られた言葉を胸に、常に前を向いて日々を過ごしてきた。
帰国後に新たなチャレンジをスタートさせたのもそのためだ。大きな問題点があったわけではないが、セービングの方法を微調整。「もう少し守備範囲を広げたいので、何かを変えてチャレンジしてみたかった」と本人が振り返る通り、さらなる成長のためにスキルアップを追い求めてきた。
大会中も「いつ大岩剛監督が『佐々木でいこう』と思ってもいいように、自分は良い準備ができているつもり。(練習から)100%でやって、あとは監督が決めるだけ」と口にし、気持ちだけは切らさなかった。だからこそ、クラブに戻っても違和感なくプレーをすることができた。失点が続いたとしてもポジティブな姿勢を崩さない。「負けた試合が持つ意味は自分たちで変えられる」。井上敬太GKコーチから贈られた言葉を胸に、常に前を向いて日々を過ごしてきた。
帰国後に新たなチャレンジをスタートさせたのもそのためだ。大きな問題点があったわけではないが、セービングの方法を微調整。「もう少し守備範囲を広げたいので、何かを変えてチャレンジしてみたかった」と本人が振り返る通り、さらなる成長のためにスキルアップを追い求めてきた。
直近3試合は悔しい想いを味わったかもしれないが、鳥栖戦の完封勝利で自信を深めたのは確かだ。だが、本当の意味で守護神になるためにも現状に満足している暇はない。7月6日にキム・スンギュがサウジアラビアのアル・シャバブに移籍したため、今までとは立場も責任も変わったからだ。
「試合中のミスがあるので、プレーの質を上げたいし、100%成功させられるようにもっと突き詰めていかないといけない。(ミスに対して)ネガティブになることはないし、チャレンジして、それを成功に変えていければいい」
絶対的な存在になれば、パリ五輪世代でポジションを掴む可能性も広がってくる。巡ってきたチャンスを無駄にせず、さらなる飛躍を目ざして走り続ける。
取材・文●松尾祐希(フリーライター)
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