MFは遠藤航(シュツットガルト)、原口元気(ウニオン・ベルリン)、鎌田大地(フランクフルト)、南野拓実(モナコ)、守田英正(スポルティング)、伊東純也(ヘンク)、三笘薫(ブライトン)、田中碧(デュッセルドルフ)、堂安律(フライブルク)の9人をセレクト。“常連”だった久保建英(レアル・マドリー)や柴崎岳(レガネス)は選外とした。
「遠藤を中心にしながら、原口は汗かき役でとにかく潰しに行く。(6月はプレーしなかった)守田が復帰してきたら面白い。遠藤との守備のコンビネーションがいい。アクセントとして田中がいて、ワンタッチに前につけるとか、流れを変えられる」
鎌田については「(6月シリーズで)もう少しやってくれるかと思ったけど、出し切れなかった。でもメンバーには入れた」としてる。
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9人を選んだMFの顔ぶれは?
三笘と伊東は「当確」とし、起用法は「三笘は絶対後半から。ドイツとスペインには主導権を握られる。まず守備をしなければいけない状況。前半から使ったら、守備に終われて、一発いきなり行くのが難しい。だったら、守備で頑張って、相手が攻め疲れした時にワンチャンス行けるんじゃないないかな」と主張。
「伊東も思い切って後半からでもいいもしれない。堂安を先に入れて、サイドでキープもきるし守備もできる。勝負に行く時に。(三笘と伊東を)両方入れたら面白いと思う」と続けた。
「(6月は)良かった」と評価したのが堂安だ。「覚悟が違った。ここでワールドカップに行くんだという思いがプレーに表われていた」と話している。
“日本の至宝”の選外とした理由については、「久保君はもう一皮剥けていない。1年前、2年前ぐらいはすごく良くて、もう一皮剥けると思ったら、足踏み状態。すごいプレーをするから、余計に期待感が増していて、今回のキリンチャレンジカップも見たけど、『あれ?』って。このギャップをすごく感じる人が多いと思う。周りとの連携は取れないし、パワーで負けている。良い時はキレでかわして行ったけど、それが全く見られなかった」と見解を語った。
柴崎については「26人の枠なら入れてもいい」とした城氏。残り3人、注目のFWについては後編で語るという。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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