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勝ち進むたびに逞しさ増す大岩ジャパン。決勝進出を懸け、開催国ウズベク撃破のカギを握るのは?【U-21代表】

カテゴリ:日本代表

松尾祐希

2022年06月15日

ポイントになりそうなのが守備陣の出来

攻守両面でタフにプレーする藤田。ウズベク戦に向け「まずは守備でみんながサボらずに戦いたい」と語る。写真:松尾祐希

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 そうした状況下で行なわれる一戦において、日本は決勝進出を懸けた大一番に向け、14日に試合前最後のトレーニングを行なった。練習後の時点では試合当日に観客が入れるか決まっていないなど不確定要素が多かったが、状況に動じる様子は一切見られない。藤田譲瑠チマ(横浜)も「自分たちのやるべきことに集中してやれればいい」と相手に左右されず戦うことを誓っていた。

 そのウズベキスタン戦でポイントになりそうなのが、守備陣の出来だ。今大会はここまでの4試合でわずかに1失点。安定した守りを見せているのは心強い。藤田も自信を深めており、守備にポイントを置く。

「自分たちはここまで失点数が少ないことが武器。その要因はみんなが身体を張って守備ができる点や、前線からみんなが走ってプレスをかけられていることだと思う。守備から入るわけではないけど、攻撃はすごく良いモノを持った選手がたくさんいるので、まずは守備でみんながサボらずに戦いたい」
 
 前線と中盤が一体となってプレスを掛けつつ、自陣ゴール前ではチェイス・アンリ(シュツットガルト)&馬場晴也(東京V)のCBコンビと守護神・鈴木彩艶(浦和)を軸に粘り強く守れるか。攻撃陣も好調を維持しているだけに、守備の出来が勝敗を左右するはずだ。

 対戦するウズベキスタンは、日本と同じくパリ五輪を目指すU-21代表で参戦しているチームでもあり、2年後の予選を見据えても、ここで叩いておきたい。選手たちもその重要性を理解しており、「オリンピックをかけて戦う相手になるので、まずはここでしっかりと勝ち、自分たちが嫌な相手として印象付けたい」と藤田も言い切る。

 2016年度大会以来の優勝を目ざす若き日本代表がどのような戦いを見せるのか。日本時間の16日1時にキックオフを迎える大一番から目が離せない。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

[試合情報]
AFC U23アジアカップ2022
準決勝
日本代表 vs ウズベキスタン代表
2022年6月16日(木)1時キックオフ
DAZN独占配信

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