2点のビハインドに下を向かず。阿部拓のスーパーゴールが挽回の“呼び水”に。
【甲府|採点・寸評】
GK
21 河田晃兵 5.5
カウンターに揺さぶられて2失点。クロスに対して中央に気を取られ、ファーをがら空きにしてしまった2失点目は今後に活かしたい。
DF
4 山本英臣 5
自らのミスでボールを奪われ、カウンターにも追い付けずに失点。終盤はラフプレーに走る場面も見受けられるなど、ベテランらしくない姿が目に付いた。
17 津田琢磨 6
WBと上手くマークを受け渡し、1対1にも粘り強く対応。元チームメイトであるクリスティアーノの動きを読み、なんとか凌ぎ切った。
41 土屋征夫 6
身体を張ったシュートブロックやくさびへの守備は及第点。終盤に足が攣って交代となったが、41歳の年齢を感じさせないプレーで古巣相手に勝点1をもぎ取った。
MF
6 マルキーニョス・パラナ 5
相手の中盤3枚に苦しめられただけでなく、カウンターを受けた際には軽率な対応で失点の要因に。もう少し慎重にプレーしたかった。
8 新井涼平 5.5
中に絞りながらサイドをケアする守備が奏功。しかし、藤田とエデルソンの連係にみるみる自陣深くに押し込まれ、最終的にはひとりで耐え切れなかった。
9 阿部拓馬 6
前半はほとんど前を向けなかったが、48分のスーパーゴールはチームの士気を高める貴重な得点に。強烈な右足は相手の脅威となった。
15 伊東純也 6.5
自慢のスピードに頼るだけでなく、積極的にボールを受けて攻撃に転換。相手のオウンゴールを誘うヘッドは“殊勲の一撃”となった。
18 下田北斗 6
ボランチの位置から上下左右に激しく動き、柏の攻撃を食い止めた。最後まで運動量は落ちず、両チーム最多となる11.27キロを走破。
27 阿部翔平 6
キム・チャンスと“27番対決”で激しく火花を散らす。阿部拓のゴールの起点となり、相手にも決定的な仕事をさせなかった点は評価に値。
FW
10 バレー 6
前半は最前線に1枚張るだけの孤立状態。それでもその後はロングボール戦術で持ち前の高さとフィジカルが活き、阿部拓のゴールをアシストして帳尻を合わせた。
交代出場
MF
23 稲垣 祥 -
途中出場でフレッシュな状態を活かし、シャドーの位置から果敢にチェイシング。自陣でも球際で身体を張って相手の反攻を凌ぎ、役目を果たした。
DF
16 松橋 優 -
右WBと左ストッパーをこなすマルチぶり。身体を投げ出してゴール前のこぼれ球をクリアするなど、必死に“勝ち越し点”献上を阻止した。
FW
19 盛田剛平 -
土屋に代わって3バックの右で出場。最終ラインに加わることでクリスティアーノのパワープレーを封じ、高さを守備に還元した。
監督
佐久間悟 6
チームがバラバラだった前半の状態から、ハーフタイムで修正した点はお見事。失点した場面を除けば、ほぼゲームプラン通りだったと言える。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
21 河田晃兵 5.5
カウンターに揺さぶられて2失点。クロスに対して中央に気を取られ、ファーをがら空きにしてしまった2失点目は今後に活かしたい。
DF
4 山本英臣 5
自らのミスでボールを奪われ、カウンターにも追い付けずに失点。終盤はラフプレーに走る場面も見受けられるなど、ベテランらしくない姿が目に付いた。
17 津田琢磨 6
WBと上手くマークを受け渡し、1対1にも粘り強く対応。元チームメイトであるクリスティアーノの動きを読み、なんとか凌ぎ切った。
41 土屋征夫 6
身体を張ったシュートブロックやくさびへの守備は及第点。終盤に足が攣って交代となったが、41歳の年齢を感じさせないプレーで古巣相手に勝点1をもぎ取った。
MF
6 マルキーニョス・パラナ 5
相手の中盤3枚に苦しめられただけでなく、カウンターを受けた際には軽率な対応で失点の要因に。もう少し慎重にプレーしたかった。
8 新井涼平 5.5
中に絞りながらサイドをケアする守備が奏功。しかし、藤田とエデルソンの連係にみるみる自陣深くに押し込まれ、最終的にはひとりで耐え切れなかった。
9 阿部拓馬 6
前半はほとんど前を向けなかったが、48分のスーパーゴールはチームの士気を高める貴重な得点に。強烈な右足は相手の脅威となった。
15 伊東純也 6.5
自慢のスピードに頼るだけでなく、積極的にボールを受けて攻撃に転換。相手のオウンゴールを誘うヘッドは“殊勲の一撃”となった。
18 下田北斗 6
ボランチの位置から上下左右に激しく動き、柏の攻撃を食い止めた。最後まで運動量は落ちず、両チーム最多となる11.27キロを走破。
27 阿部翔平 6
キム・チャンスと“27番対決”で激しく火花を散らす。阿部拓のゴールの起点となり、相手にも決定的な仕事をさせなかった点は評価に値。
FW
10 バレー 6
前半は最前線に1枚張るだけの孤立状態。それでもその後はロングボール戦術で持ち前の高さとフィジカルが活き、阿部拓のゴールをアシストして帳尻を合わせた。
交代出場
MF
23 稲垣 祥 -
途中出場でフレッシュな状態を活かし、シャドーの位置から果敢にチェイシング。自陣でも球際で身体を張って相手の反攻を凌ぎ、役目を果たした。
DF
16 松橋 優 -
右WBと左ストッパーをこなすマルチぶり。身体を投げ出してゴール前のこぼれ球をクリアするなど、必死に“勝ち越し点”献上を阻止した。
FW
19 盛田剛平 -
土屋に代わって3バックの右で出場。最終ラインに加わることでクリスティアーノのパワープレーを封じ、高さを守備に還元した。
監督
佐久間悟 6
チームがバラバラだった前半の状態から、ハーフタイムで修正した点はお見事。失点した場面を除けば、ほぼゲームプラン通りだったと言える。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

阿部拓(9番)の強烈なミドルシュートが決まり、甲府は一気に勢い付く。70分には相手のゴールエリア内に複数人が入り込み、伊東(15番)がオウンゴールを誘った。 写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)