「『あの落選が良かった』とは悔しいんで言いたくない」
2021年夏に行なわれた東京五輪では、メンバーから漏れて一時は失意の時を過ごしたが、AZから「早くオランダに戻ってきてくれ。我々はお前の力が必要なんだ」という連絡を受けて、気持ちを切り替えて今シーズンを迎えた。あれから早くも1年が経とうとしている。
「AZへの移籍をつかめたこと、A代表に入れたりしたということ含め、ここまで確実にいい階段を登ってきすぎたと自分では思っています。オリンピックに行きたかったですけれど、それは自分の実力不足だと何回も言い聞かせた。今でも、それは自分の実力不足だったと考えています。実力不足が全てだと思っていたので、いい意味で割り切ってシーズンに入ることができました。
今シーズンはかなり試合数をこなせましたし、成長を実感できている。『あの落選が良かった』とは悔しいんで言いたくないですが、それをエネルギーに変えることができたのは良かった。酒井選手が(東京五輪のオーバーエイジ枠で)メンバーに入ったということは、そこが“穴”だと考えられていたということ。自分は攻守においてすべてレベルアップしないといけない。それを突きつけられたので燃えた。『ここからやってやる』という気持ちにさせてくれました」
「AZへの移籍をつかめたこと、A代表に入れたりしたということ含め、ここまで確実にいい階段を登ってきすぎたと自分では思っています。オリンピックに行きたかったですけれど、それは自分の実力不足だと何回も言い聞かせた。今でも、それは自分の実力不足だったと考えています。実力不足が全てだと思っていたので、いい意味で割り切ってシーズンに入ることができました。
今シーズンはかなり試合数をこなせましたし、成長を実感できている。『あの落選が良かった』とは悔しいんで言いたくないですが、それをエネルギーに変えることができたのは良かった。酒井選手が(東京五輪のオーバーエイジ枠で)メンバーに入ったということは、そこが“穴”だと考えられていたということ。自分は攻守においてすべてレベルアップしないといけない。それを突きつけられたので燃えた。『ここからやってやる』という気持ちにさせてくれました」
公式戦出場47試合で1ゴール・7アシスト(うちオランダ・リーグでは1ゴール・4アシスト)という数字に本人は「物足りなさが残る」と語るが、この1年間を振り返って「攻守、すべてにおいてレベルアップした」という実感を得た。
国際マッチウイークに来ると、AZ内では「お前、代表チームに行くの? どうなの?」という話になる。そこで菅原が「俺、行かないんだよね」と答えると「大丈夫。このパフォーマンスを続けていれば、お前はすぐに日本代表に行ける」と言ってくれたのだという。
「それで、本当にすごく頑張ろうと思いました。このチームは選手同士、そういうところもサポートしてくれる。だから、すごく良いチームだなと思います」
フィテッセとのプレーオフは26日(アウェー)、29日(ホーム)と続く。6月2日のパラグアイ戦(札幌)との間隔は短いが、まずはAZでの試合にフォーカスし、来シーズンのカンファレンスリーグ行きを決めてから代表に合流したいところだ。
取材・文●中田徹
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国際マッチウイークに来ると、AZ内では「お前、代表チームに行くの? どうなの?」という話になる。そこで菅原が「俺、行かないんだよね」と答えると「大丈夫。このパフォーマンスを続けていれば、お前はすぐに日本代表に行ける」と言ってくれたのだという。
「それで、本当にすごく頑張ろうと思いました。このチームは選手同士、そういうところもサポートしてくれる。だから、すごく良いチームだなと思います」
フィテッセとのプレーオフは26日(アウェー)、29日(ホーム)と続く。6月2日のパラグアイ戦(札幌)との間隔は短いが、まずはAZでの試合にフォーカスし、来シーズンのカンファレンスリーグ行きを決めてから代表に合流したいところだ。
取材・文●中田徹
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