スウォンジー
2014-15シーズン ８位
（※選手の獲得・退団など移籍に関する情報は８月７日現在）
 
　戦術の浸透度はリーグ屈指で、とりわけ中盤のトライアングル（シグルドソン、キ・ソンヨン、シェルビー）を軸とする分厚いパスワークはメガクラブを相手にしても武器となる。
 
　今夏の補強ではA・アユーとタバヌーを獲得して左サイドの破壊力を高め、CFにもポルトガル代表のエデルを加えた。攻撃の迫力はさらに増すだろう。
 
　昨シーズンはマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルを相手に、それぞれクラブ史上初の「ダブル」を達成している。
 
クリスタル・パレス
2014-15シーズン 10位
（※選手の獲得・退団など移籍に関する情報は８月７日現在）
 
　今年１月に就任したパーデュー監督の下で、ソリッドな戦う集団へと変貌を遂げた。堅守からの豪快なカウンターが持ち味で、とりわけパンチオン、ボラシ、ザハが居並ぶ２列目トリオが特大の輝きを放つ。
 
　新シーズンはここに実績十分の司令塔キャバイエが加わり、攻撃に幅と厚みをもたらしそうだ。
 
　昨シーズンの後半戦はジャイアントキリングを何度か披露。トッテナム、シティ、リバプールに一泡吹かせ、ユナイテッドやチェルシー、アーセナルにはそれぞれ１点差で惜敗を喫したものの、大いに冷や汗をかかせた。
 
文：ワールドサッカーダイジェスト編集部