【アンカー】
◎遠藤　航（シュツットガルト／ドイツ）

◎＝レギュラー候補　〇＝有力　△＝バックアッパー

　現状でのメンバー構成を見れば、アンカーに当てはまるのは遠藤ひとりだが、川崎時代には守田、田中もこのポジションを務めており、不測の事態には、彼らを起用できる。また試合の流れや相手に合わせてダブルボランチへの変化も見せており、ダブルボランチ＋トップ下（久保ら）という形も試合中に見られるかもしれない。

【インサイドハーフ】
◎守田英正（サンタ・クララ／ポルトガル）
◎田中 碧（デュッセルドルフ／ドイツ）
△柴崎 岳（レガネス／スペイン）
△久保建英（マジョルカ／スペイン）
△旗手怜央（セルティック／スコットランド）

◎＝レギュラー候補　〇＝有力　△＝バックアッパー

　昨年９月の４-３-３への変更によって重要な戦力となった守田、田中はシステムの鍵を握る存在だ。それは今回の２試合でも変わらないはず。さらに森保ジャパンを支えてきた柴崎、セルティックで存在感を高めた旗手も控える。久保はインサイドハーフもしくはウイングでの併用か。

 

【ウイング】
◎伊東純也（ヘンク／ベルギー）
◎南野拓実（リバプール／イングランド）
〇三笘　薫（ユニオン・サンジロワーズ／ベルギー）
△浅野拓磨（ボーフム／ドイツ）
△原口元気（ウニオン・ベルリン／ドイツ）

◎＝レギュラー候補　〇＝有力　△＝バックアッパー

　今や森保ジャパンの攻撃の核となった右の伊東は欠かせない存在で、左の南野も監督からの信頼は厚い。11月のオマーン戦で抜群の突破力を見せた三笘はジョーカーの立ち位置か。戦術の幅を広げる原口、CFも務める浅野も指揮官にとって貴重なカードだ。


【CF】
◎大迫勇也（ヴィッセル神戸）
〇前田大然（セルティック／スコットランド）
△上田綺世（鹿島）

◎＝レギュラー候補　〇＝有力　△＝バックアッパー

　右足の裂傷で戦線を離脱していた大迫は、15日の神戸でのACL・プレーオフで復帰し２ゴールをマーク。改めて万全のコンディションで臨めるか不透明も、指揮官のファーストチョイスであることに変わりはないだろう。前田は訪れるはずのチャンスを掴みたいところ。上田もアピールしたい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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