平岡エスパルスが持つ“負けない粘り&勝ち切るエネルギー”
こうして振り返ると、同じ2点差でも横浜戦とC大阪戦では負け方の質が異なる。今節のようにどちらに転ぶか分からない試合はシーズン中に何度もあり、そこで勝ちきる回数を増やせるかどうかで最終順位は大きく変わってくる。
その意味では、平岡エスパルスは昨年から五分五分の戦いで負けない粘りや勝ち切るエネルギー量を見せてきた。そこは平岡監督になってチームが変わった部分でもある。連敗したからといって指揮官が方向性を変えることもないだろう。
その意味では、平岡エスパルスは昨年から五分五分の戦いで負けない粘りや勝ち切るエネルギー量を見せてきた。そこは平岡監督になってチームが変わった部分でもある。連敗したからといって指揮官が方向性を変えることもないだろう。
エースのチアゴ・サンタナをはじめ、カルリーニョス・ジュニオ、西澤健太ら攻撃の重要な駒を欠いていることは“勝ち切る力”という面ではかなり不利な要素だ。そのなかで今は、成長著しい20歳の鈴木唯人(今季ここまで2得点)や新加入の神谷優太(今季ここまで3アシスト)らが不利を補う働きを見せ、結果に繋げている。
たら・ればの話になるが、そこにT・サンタナが復帰し、獲得が発表されたオ・セフンが合流したときにどんな化学反応が生まれるのか。松岡大起やヘナト・アウグストが怪我から復帰すれば、前向きでボールを奪う回数が増え、得意のカウンターもより威力を発揮するだろう。
また試合の翌日、13日に行なわれたJエリートリーグの湘南ベルマーレ戦では、栗原イブラヒムジュニア、千葉寛汰、川谷凪ら若い攻撃陣や、後藤優介が爆発して8-1の大勝を収めている。
もうしばらく苦しい状況が続くという覚悟は必要だろうが、自分たちを曲げずに戦い抜くだけのタフさは、指揮官も選手たちも備えているはずだ。
取材・文●前島芳雄(スポーツライター)
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たら・ればの話になるが、そこにT・サンタナが復帰し、獲得が発表されたオ・セフンが合流したときにどんな化学反応が生まれるのか。松岡大起やヘナト・アウグストが怪我から復帰すれば、前向きでボールを奪う回数が増え、得意のカウンターもより威力を発揮するだろう。
また試合の翌日、13日に行なわれたJエリートリーグの湘南ベルマーレ戦では、栗原イブラヒムジュニア、千葉寛汰、川谷凪ら若い攻撃陣や、後藤優介が爆発して8-1の大勝を収めている。
もうしばらく苦しい状況が続くという覚悟は必要だろうが、自分たちを曲げずに戦い抜くだけのタフさは、指揮官も選手たちも備えているはずだ。
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