• トップ
  • ニュース一覧
  • 早くも松木玖生が台頭、新高3もトップデビュー! Jリーグ開幕戦、十代プレーヤーの活躍度は?

早くも松木玖生が台頭、新高3もトップデビュー! Jリーグ開幕戦、十代プレーヤーの活躍度は?

カテゴリ:Jリーグ

松尾祐希

2022年02月21日

U-17日本代表・森山監督も「賢さとクオリティを持った選手」と評価するアタッカー

開幕戦でトップデビューを果たしたセレッソ大阪の北野。写真:徳原隆元

画像を見る

 途中出場では新高3の北野颯太(C大阪)が横浜との開幕戦でいきなりトップチームデビューを果たした。1-2で迎えた80分に投入されると、2トップの一角でプレー。代表やU-18チームでは2列目で起用されるケースが多かったが、87分には軽やかなターンから右足でシュートを放つなど、短い時間の中でも存在感を示した。

 北野は2種登録の17歳。世代別代表の常連で中学時代から小気味良いタッチとスピードを生かしたドリブル突破で活躍し、C大阪U-15時代から才能を高く評価されてきた。線の細さが課題だったが、U-18チーム入団後に身体も成熟。「賢さとクオリティを持った選手」と称していた森山佳郎U-17日本代表監督も昨年のU-17代表合宿で「五分五分のボールでも力強く戦えるようになった」と賛辞を送り、飛び級でU-18に選ばれるまでに成長を遂げた。
 
 17歳6か月6日でのJ1デビューはMF柿谷曜一朗(名古屋)、FW西川潤(鳥栖)に次ぎ、クラブ史上年少3位の記録でもある。C大阪に現われた新星がプロの世界を経験し、どのような成長を遂げていくのか楽しみだ。

 高卒2年目の選手では平岡太陽(湘南)が先発出場。昨秋に関係者が「良くなって来ている」と話していた中盤のコンダクターは前半45分の出場に留まったが、課題を踏まえて次節以降のプレーに期待したい。

 J2では高卒ルーキーのふたりが途中出場を果たした。1人目が米子北高から岡山に加入した佐野航大だ。72分から出場し、中盤の底でプレー。4-1と点差が開いた状況で巡ってきた出番だったが、89分には3列目から前線に飛び出してチャンスを生み出す。その流れから再びボールを受けてゴール前にラストパスを送るなど、意欲的なプレーで勝利に貢献した。18分間の出場で決定的な仕事はできなかったが、上々のプロデビュー戦だったと言えるだろう。町田でプレーする兄・海舟とは異なり、攻撃に特徴を持つプレーメーカーは昨夏のインターハイで準優勝を経験。代表歴などはないが、多彩なキックや一発で局面を変えるスルーパスを持ち合わせている。この年代ではあまりいないタイプのボランチであるだけに、さらに経験を積んでいけば世代別代表入りも見えてくるはずだ。

 2人目はナイジェリア国籍のオリオラ・サンデーだ。福知山成美高出身のアタッカーは78分からピッチに立ち、右ウイングに配置された。最初は思うようにボールを受けられなかったが、後半アディショナルタイムには右サイドをえぐって決定的なクロスを入れるなど存在感を発揮。持ち前のパワーと推進力を生かし、ポテンシャルの高さを見せ付けた。

【一覧】Jリーグ開幕戦、十代プレーヤーの出場状況は?
【関連記事】
「マツキが危険な場面を創出した」松木玖生のJデビュー戦を海外称賛! レーティングはチーム内何位?
「日本人にマリーシアがないと誰が言った?」ブラジル・メディアの日本通記者は鈴木優磨の“復帰戦”をどう評価した?「物議を醸した」
「近い将来、日本サッカーに大きな喜びを与えてくれる」FC東京指揮官も称賛! 松木玖生はプロデビュー戦で何を感じた?
「エグい」「鬼リピ」川崎チャナティップの超絶技巧に反響拡大!クラブ公式も「必見」と推奨
「レッドではない」「冗談だろ?」G大阪パトリックの退場映像が世界中に拡散…海外のファンも反応

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ