U-17日本代表・森山監督も「賢さとクオリティを持った選手」と評価するアタッカー
途中出場では新高3の北野颯太(C大阪)が横浜との開幕戦でいきなりトップチームデビューを果たした。1-2で迎えた80分に投入されると、2トップの一角でプレー。代表やU-18チームでは2列目で起用されるケースが多かったが、87分には軽やかなターンから右足でシュートを放つなど、短い時間の中でも存在感を示した。
北野は2種登録の17歳。世代別代表の常連で中学時代から小気味良いタッチとスピードを生かしたドリブル突破で活躍し、C大阪U-15時代から才能を高く評価されてきた。線の細さが課題だったが、U-18チーム入団後に身体も成熟。「賢さとクオリティを持った選手」と称していた森山佳郎U-17日本代表監督も昨年のU-17代表合宿で「五分五分のボールでも力強く戦えるようになった」と賛辞を送り、飛び級でU-18に選ばれるまでに成長を遂げた。
北野は2種登録の17歳。世代別代表の常連で中学時代から小気味良いタッチとスピードを生かしたドリブル突破で活躍し、C大阪U-15時代から才能を高く評価されてきた。線の細さが課題だったが、U-18チーム入団後に身体も成熟。「賢さとクオリティを持った選手」と称していた森山佳郎U-17日本代表監督も昨年のU-17代表合宿で「五分五分のボールでも力強く戦えるようになった」と賛辞を送り、飛び級でU-18に選ばれるまでに成長を遂げた。
17歳6か月6日でのJ1デビューはMF柿谷曜一朗(名古屋)、FW西川潤(鳥栖)に次ぎ、クラブ史上年少3位の記録でもある。C大阪に現われた新星がプロの世界を経験し、どのような成長を遂げていくのか楽しみだ。
高卒2年目の選手では平岡太陽(湘南)が先発出場。昨秋に関係者が「良くなって来ている」と話していた中盤のコンダクターは前半45分の出場に留まったが、課題を踏まえて次節以降のプレーに期待したい。
J2では高卒ルーキーのふたりが途中出場を果たした。1人目が米子北高から岡山に加入した佐野航大だ。72分から出場し、中盤の底でプレー。4-1と点差が開いた状況で巡ってきた出番だったが、89分には3列目から前線に飛び出してチャンスを生み出す。その流れから再びボールを受けてゴール前にラストパスを送るなど、意欲的なプレーで勝利に貢献した。18分間の出場で決定的な仕事はできなかったが、上々のプロデビュー戦だったと言えるだろう。町田でプレーする兄・海舟とは異なり、攻撃に特徴を持つプレーメーカーは昨夏のインターハイで準優勝を経験。代表歴などはないが、多彩なキックや一発で局面を変えるスルーパスを持ち合わせている。この年代ではあまりいないタイプのボランチであるだけに、さらに経験を積んでいけば世代別代表入りも見えてくるはずだ。
2人目はナイジェリア国籍のオリオラ・サンデーだ。福知山成美高出身のアタッカーは78分からピッチに立ち、右ウイングに配置された。最初は思うようにボールを受けられなかったが、後半アディショナルタイムには右サイドをえぐって決定的なクロスを入れるなど存在感を発揮。持ち前のパワーと推進力を生かし、ポテンシャルの高さを見せ付けた。
【一覧】Jリーグ開幕戦、十代プレーヤーの出場状況は?
高卒2年目の選手では平岡太陽(湘南)が先発出場。昨秋に関係者が「良くなって来ている」と話していた中盤のコンダクターは前半45分の出場に留まったが、課題を踏まえて次節以降のプレーに期待したい。
J2では高卒ルーキーのふたりが途中出場を果たした。1人目が米子北高から岡山に加入した佐野航大だ。72分から出場し、中盤の底でプレー。4-1と点差が開いた状況で巡ってきた出番だったが、89分には3列目から前線に飛び出してチャンスを生み出す。その流れから再びボールを受けてゴール前にラストパスを送るなど、意欲的なプレーで勝利に貢献した。18分間の出場で決定的な仕事はできなかったが、上々のプロデビュー戦だったと言えるだろう。町田でプレーする兄・海舟とは異なり、攻撃に特徴を持つプレーメーカーは昨夏のインターハイで準優勝を経験。代表歴などはないが、多彩なキックや一発で局面を変えるスルーパスを持ち合わせている。この年代ではあまりいないタイプのボランチであるだけに、さらに経験を積んでいけば世代別代表入りも見えてくるはずだ。
2人目はナイジェリア国籍のオリオラ・サンデーだ。福知山成美高出身のアタッカーは78分からピッチに立ち、右ウイングに配置された。最初は思うようにボールを受けられなかったが、後半アディショナルタイムには右サイドをえぐって決定的なクロスを入れるなど存在感を発揮。持ち前のパワーと推進力を生かし、ポテンシャルの高さを見せ付けた。
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