右サイドの伊東、左サイドの三笘は外せない
ボランチは“点を取れるボランチ”として名古屋の中盤に君臨した稲垣、ドイツで“デュエル王”の称号を不動のものにしている遠藤の二人が鉄板に近い。もちろん東京五輪、さらにA代表でも主力の地位を確立しつつある田中碧(デュッセルドルフ )を忘れてはいけないが、来年はさらに飛躍するだろうという期待も込めて、今回は次点としたい。インパクトという意味では41歳ながら磐田に欠かせないプレーメーカーとしてJ2優勝&J1昇格の立役者となった遠藤保仁は特別賞をあげたい気持ちだ。
二列目から前線にかけてはマルチな選手も多いので、便宜的に4-4-2の2トップとサイドハーフという形にしている。それにしても右サイドの伊東、左サイドの三笘というところは外せない。伊東は欧州5大リーグへの移籍の噂もあったが、残留が決まってからしっかりとヘンクで、パフォーマンスを右肩上がりで維持していることは高評価に値する。三笘は今年の前半を川崎、後半戦をユニオンSGで過ごしているが、異なる環境で力を証明しながら、成長も見せるという姿はここからの期待も増幅させる。
二列目から前線にかけてはマルチな選手も多いので、便宜的に4-4-2の2トップとサイドハーフという形にしている。それにしても右サイドの伊東、左サイドの三笘というところは外せない。伊東は欧州5大リーグへの移籍の噂もあったが、残留が決まってからしっかりとヘンクで、パフォーマンスを右肩上がりで維持していることは高評価に値する。三笘は今年の前半を川崎、後半戦をユニオンSGで過ごしているが、異なる環境で力を証明しながら、成長も見せるという姿はここからの期待も増幅させる。
2トップの前田と古橋は多くのファンも異論は少ないのではないか。もちろんプレミアリーグ屈指の強豪であるリバプールで出場機会を増やしている南野拓実、横浜で前半戦ゴールを量産し、フランス2部のトゥールーズでもエース級の活躍を見せるオナイウ阿道など、欧州で注目に値する活躍を見せている選手は多い。それでも怪我をするまでの古橋の国内外でのインパクト、そしてレアンドロ・ダミアンとJリーグの得点王を分けた前田の二人は文句の付けようのない輝きだった。
MVPはやはり日本人選手として、プレミアリーグでセンセーショナルな活躍を見せた冨安を挙げたい。来年はいよいよワールドカップイヤーとなる。まだまだ新型コロナウイルスの脅威は去っていないが、ここに名前を挙げた選手たちのさらなる活躍に加えて、あっと驚くようなニューフェイスの台頭にも期待している。
文●河治良幸
【PHOTO】キリンチャレンジカップ・ウズベキスタン戦に臨む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
MVPはやはり日本人選手として、プレミアリーグでセンセーショナルな活躍を見せた冨安を挙げたい。来年はいよいよワールドカップイヤーとなる。まだまだ新型コロナウイルスの脅威は去っていないが、ここに名前を挙げた選手たちのさらなる活躍に加えて、あっと驚くようなニューフェイスの台頭にも期待している。
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