「仲間の良い表情を見て、声をかけながらのほうが間違いなく、力は発揮できる」
クリアソン新宿に根付く声の習慣。そのキッカケは図らずもコロナ禍にあった。
緊急事態宣言下、チームはやりたい時間、やりたい場所でトレーニングができずにいた。それでも粘り強く続けたが、延長に次ぐ延長に思うように練習ができなかった。
緊急事態宣言下、チームはやりたい時間、やりたい場所でトレーニングができずにいた。それでも粘り強く続けたが、延長に次ぐ延長に思うように練習ができなかった。
そんななか「選手の気持ちが上がるものを」と始めたのが練習終了後の恒例行事。
大きな輪のなかにひとりの選手が躍り出る。そしてなにやらコールを連呼し、周りの選手、スタッフも一緒に盛り上がる。いわゆるポジティブフィードバック。チーム独自のアレンジも増えたそうだ。
「難しい顔をしてサッカーするより、仲間の良い表情を見て、声をかけながらのほうが間違いなく、力は発揮できる」と成山一郎監督。
うまくいかないとき、思い通りにいかないときこそ、本当の力が試されるもの。
「選手たちは悪い雰囲気にならず、お互いを励まし、まとまることができた。練習や試合前の雰囲気そのままで、試合中、苦しい状況でもプレーできている」(成山監督)
声は励まし、鼓舞し、つなげ、まとめる。強さのひとつがここにある。
今月18日に開催されるJFL・地域リーグ入れ替え戦。クリアソン新宿はFC刈谷との大一番を迎える。
思いのこもった声がピッチに響くことだろう。
取材・文●佐藤亮太(フリーライター)
大きな輪のなかにひとりの選手が躍り出る。そしてなにやらコールを連呼し、周りの選手、スタッフも一緒に盛り上がる。いわゆるポジティブフィードバック。チーム独自のアレンジも増えたそうだ。
「難しい顔をしてサッカーするより、仲間の良い表情を見て、声をかけながらのほうが間違いなく、力は発揮できる」と成山一郎監督。
うまくいかないとき、思い通りにいかないときこそ、本当の力が試されるもの。
「選手たちは悪い雰囲気にならず、お互いを励まし、まとまることができた。練習や試合前の雰囲気そのままで、試合中、苦しい状況でもプレーできている」(成山監督)
声は励まし、鼓舞し、つなげ、まとめる。強さのひとつがここにある。
今月18日に開催されるJFL・地域リーグ入れ替え戦。クリアソン新宿はFC刈谷との大一番を迎える。
思いのこもった声がピッチに響くことだろう。
取材・文●佐藤亮太(フリーライター)