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【2022初陣ウズベク戦のスタメン予測】2パターンを用意。稲垣のステルス性の高い飛び出しは相手にとって厄介に

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2021年12月11日

左サイドは佐々木が3バックの左気味に

河治氏によるウズベク戦の「推奨イレブン」。

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 予想イレブンでも興味深いのは二列目で、2019年のアジアカップ以来となる武藤嘉紀(神戸)、3月の韓国戦で確かなインパクトを残した江坂任(浦和)、東京五輪組の相馬勇紀(名古屋)が並び、2列目からの打開力が期待できる。

 この場合、フレッシュな選手たちは途中出場でのアピールになるが、単純にメンバーを入れ替えるだけでなく、大迫と上田の2トップなど、公式戦でいきなりテストしにくいトライにも期待したいところ。またリズムを変える存在として荒木遼太郎(鹿島)や小柏剛(札幌)など、欧州組も含めた従来のメンバーと特長やリズムが違うアタッカーを試す機会にもなる。

 もう1つ、セットプレーのキッカーが固まっておらず、そこで大いにアピールできれば脇坂泰斗(川崎)や江坂が欧州組に割って入るチャンスも出てくる。その基準では荒木も良質なCKや鋭い直接FKを持っているので、もし出番があればセットプレーの場面で遠慮なく“立候補”していってもらいたい。
 
「推奨イレブン」は、森保監督のベースはリスペクトしつつも、今回のメンバーの中で、この布陣をテストしてもらいたいという希望をダイレクトに反映させた。4-3-3で前田や旗手を入れるプランも想定できるが、ひとまずは外して考えている。4バックではあるが、山根が高い位置を取るために、左サイドは佐々木翔(広島)が3バックの左気味にバランスを取る形になっている。

 4バックの2センターはセレッソコンビも考えたが、経験のある選手と組ませたほうが良いだろうということで、スタートで瀬古歩夢(C大阪)が出たら、後半に西尾隆矢(C大阪)というイメージだ。実戦的にクラブでの連係力を代表で生かすプランも有効だが、まずは慣れていないメンバーと組ませたほうがテストとしての意味は大きくなる。

 中盤はここ数試合でフルメンバーも採用している3ハーフだが、3人のボランチというよりはインサイドハーフが高い位置に押し上げていくメカニズムを想定している。アンカーの稲垣祥(名古屋)は攻撃参加を考えると、もう1つ前に置くプランも考えたいが、狭いスペースでも捌ける脇坂と渡辺皓太(横浜)の背後でビルドアップに絡みながら、機を見て飛び出していくほうが、ステルス性が高く、相手にとっては厄介だろう。
 
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