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【森保J、2022年の主戦メンバーは?】もっと攻撃を重視するなら――戦い方をガラリと変えられる旗手に期待

カテゴリ:日本代表

浅田真樹

2021年11月25日

谷にはどこかのタイミングでチャンスを与えたい

大迫を見限る必要はない。ただこれだけ手詰まり感が漂うなら、好調な古橋(写真)をもっと積極的に起用したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 3トップは、両サイドに単独で仕掛けられるタイプを置き、CFはフィニッシャー。従来は大迫勇也のCF起用にこだわるあまり、むしろ攻撃を窮屈にしている感がある。

 だからといって大迫を見限る必要はなく、オプションのひとつとして持っていていいが、これだけ手詰まり感が漂うなら、好調な古橋亨梧をもっと積極的に起用したい。

 ディフェンスラインに関しては、左SB以外は不動だろう。残念ながら、控えの選手と力の差がある。
 
 左SBは、中山雄太の先発起用で問題ないだろう。さすがに5つしかない交代枠のひとつを、必ずこのポジションで使ってしまうのはもったいない。どうせ左SBを交代させるのなら、中山に代えて中盤の選手を投入し、旗手を左SBに回すといった、戦い方の“顔”が変わる違いを作りたい。

 GKは権田修一がかなり安定してきた。飛び出し、ハイボールの処理、足もとのつなぎと、どれを取っても危なげない。2018年ワールドカップ後は、何人ものGKが起用されるも、これといった人材が定まらなかったが、ようやくが頭ひとつ抜けた存在が現われた。

 しかし、それほど人材豊富とは言えないだけに、次に続く人材も用意しておきたい。谷晃生は明らかに東京五輪で覚醒し、大化けの予兆を見せている。どこかのタイミングでチャンスを与えたい。

取材・文●浅田真樹(スポーツライター)

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