イレギュラーな形の入替戦へ――「正直、過ごし方は難しい」

関東1部昇格を懸けた入替戦は12月25日。ケガに気を付けながら、コンディションを整える日々だ。写真:田中研治

SNSでの発信も積極的に行なうという宮澤。自身の取り組みについて発信することも多いという。写真:田中研治
気を引き締めた効果か、tonan前橋戦の敗戦以降、宮澤は9試合で7ゴール。チームも試合終了間際の失点という課題を克服しながら、勝負どころの後期6節から4連勝を飾ったことでリーグ2位に浮上した。
「危機感を抱いたからといって、特にチームメイトに何かを言ったということはないです。ただ、自分は何を変えて、どんな取り組みを始めたかは正直“意図的”にSNSで発信してました。SNSはサポーターだけでなくチームメイトも見ているので。そこでみんなに何かしら刺激を与えられればと思って」
仲間が自分のSNSをどこまで見てくれていたかは確かめていない。ただ、点を決めた時「ハイアルチのおかげだな」と軽いノリではあるものの、自身の取り組みに触れてくれたことから、意図は伝わっていると確信している。
「シーズンが進むにつれ勝てるようになってくるのは昨シーズンもそうでしたし、なんでだろうと不思議に思うところはあります。ただ、メンバーが新たに加わって試合に出るとなると、コンビネーションや戦術がフィットするまでにどうしても時間がかかります。それが試合を重ねるにつれ、まとまってきたというのはあると思います」
チームとして成長を遂げながら結果を残す。難しい時期を乗り越え、いい形でリーグ戦を締めくくった南葛SCだが、まだ大一番が残っている。12月25日に行なわれる関東リーグ1部昇格をかけた入替戦だ。リーグ戦の最終節が終わったのが10月10日。そこから2か月半もの間が空いて、さらに対戦相手もまだ決まっていない(※11月30日時点)。勝負はホーム&アウェーでなく中立地での一発勝負。例年のシーズンであれば自動昇格となるところ、新型コロナウイルス感染拡大の影響でイレギュラーなレギュレーションとなった今シーズンは、かつてない、そしてとてつもない難しさがある。
「正直、過ごし方は難しい。今はきっちり練習して、週末に練習試合をして。個人的にも筋力トレーニングを続けて、ケガをしないようにケアをしっかりする。それをするしかないです」
相手も分からない。時間も空く。その中で緊張感を保つのは至難の業だ。
「僕は1年中集中力を保つことは無理なので、リラックスする時間をとるようにしています。そこからまた徐々に気持ちを高めていければと考えていますが、人それぞれなので。僕は自分が学んだコンディショニングを行なうのみです」
ちなみにリラックス法は温泉。旅行で普段なかなか行けない場所へ足を運ぶことも本来ならしたいところだという。
「危機感を抱いたからといって、特にチームメイトに何かを言ったということはないです。ただ、自分は何を変えて、どんな取り組みを始めたかは正直“意図的”にSNSで発信してました。SNSはサポーターだけでなくチームメイトも見ているので。そこでみんなに何かしら刺激を与えられればと思って」
仲間が自分のSNSをどこまで見てくれていたかは確かめていない。ただ、点を決めた時「ハイアルチのおかげだな」と軽いノリではあるものの、自身の取り組みに触れてくれたことから、意図は伝わっていると確信している。
「シーズンが進むにつれ勝てるようになってくるのは昨シーズンもそうでしたし、なんでだろうと不思議に思うところはあります。ただ、メンバーが新たに加わって試合に出るとなると、コンビネーションや戦術がフィットするまでにどうしても時間がかかります。それが試合を重ねるにつれ、まとまってきたというのはあると思います」
チームとして成長を遂げながら結果を残す。難しい時期を乗り越え、いい形でリーグ戦を締めくくった南葛SCだが、まだ大一番が残っている。12月25日に行なわれる関東リーグ1部昇格をかけた入替戦だ。リーグ戦の最終節が終わったのが10月10日。そこから2か月半もの間が空いて、さらに対戦相手もまだ決まっていない(※11月30日時点)。勝負はホーム&アウェーでなく中立地での一発勝負。例年のシーズンであれば自動昇格となるところ、新型コロナウイルス感染拡大の影響でイレギュラーなレギュレーションとなった今シーズンは、かつてない、そしてとてつもない難しさがある。
「正直、過ごし方は難しい。今はきっちり練習して、週末に練習試合をして。個人的にも筋力トレーニングを続けて、ケガをしないようにケアをしっかりする。それをするしかないです」
相手も分からない。時間も空く。その中で緊張感を保つのは至難の業だ。
「僕は1年中集中力を保つことは無理なので、リラックスする時間をとるようにしています。そこからまた徐々に気持ちを高めていければと考えていますが、人それぞれなので。僕は自分が学んだコンディショニングを行なうのみです」
ちなみにリラックス法は温泉。旅行で普段なかなか行けない場所へ足を運ぶことも本来ならしたいところだという。