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【ライターが選ぶJ1ベスト11】風格漂わせる荒木、伸び盛りの菊池をセレクト。2トップは得点王候補のふたり

カテゴリ:Jリーグ

熊崎敬

2021年11月10日

絶妙なスルーパスや巧みなコントロールショットを披露

プロ2年目の荒木は10ゴール・7アシストとブレイク。高いスキルを駆使して鹿島の攻撃面で異彩を放った。(C)SOCCER DIGEST

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 このほかには名古屋の稲垣祥、鹿島の19歳、荒木遼太郎と横浜のマルコス・ジュニオールを選抜。稲垣は持ち前のスタミナに加え、得点力が開花。稲垣が決めてランゲラックが完封する“ウノゼロ”が名古屋の方程式となった。

 プロ2年目の荒木は10ゴール・7アシストとブレイク。2列目から敵の死角に侵入。厳しい局面でも落ち着きを失わず、絶妙なスルーパスを通したかと思えば、巧みなコントロールショットでネットを揺さぶる。盟主鹿島の中で、早くも風格を漂わせつつある。

 M・ジュニオールは3年連続二桁ゴール目前。破壊力あふれる横浜のチャンスの大多数は、この男の右足から生まれている。
 
 2トップは得点王に最も近い横浜の前田大然と川崎の主砲レアンドロ・ダミアンで決まり。前田は持ち前のスプリントに加えて得点力が開花。前年の3得点からの21ゴール。これを予想した人はいないと思う。

 L・ダミアンはMVP級の働き。川崎が敵陣に押し込んで攻め続けられるのは、この男のキープ力あってこそだ。密集の中で1秒ボールを収めることで、三笘や田中、家長昭博、山根といったタレントの攻撃力、創造力を引き出した。苦しいときの前線からのプレッシングでも、チームの士気を高めた。

文●熊崎敬(スポーツライター)

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