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【ライターが選ぶJ1ベスト11】川崎番記者が考える連覇に必須だった選手と、敵に回すと厄介な選手は?

カテゴリ:Jリーグ

江藤高志

2021年11月09日

苦しい試合を何度となく救ったダミアン。マルチロールぶりが際立った旗手

江藤高志氏が選ぶ今季のJ1ベストイレブン。

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 今季のJ1リーグは、4試合を残して川崎フロンターレの優勝が決まった。王者の強さが際立つなかで、今季のJ1を沸かせた11人とは誰なのか。今回は優勝した川崎フロンターレを長年にわたり追ってきた江藤高志氏に今季のベストイレブンを選んでもらった。
文=江藤高志(川崎フットボールアディクト編集長)

――◆――◆――
 
 布陣は4−3−3で選択。

 3トップの一角、レアンドロ・ダミアンは今季の川崎の優勝を支えた大黒柱で、その決定力で苦しい試合を何度となく救っており、16節の湘南戦で見せたオーバーヘッドシュートなどはその筆頭のゴールのひとつ。また、守備面でも最前線からの全力疾走でチームにパワーを与えてくれる存在だ。

 ディエゴ・オリヴェイラのポジションは、はめに行かせてもらった。彼を選んだのはその献身性。チームを勝たせるという意味では少々物足りないところがあるが、真面目なプレースタイルを評価させてもらった。

 右ウイングには家長昭博を選出。ボールを引き受けるとほぼパーフェクトにボールキープ。ゲームを落ち着かせつつ周りの選手の動き出しを引き出して試合を組み立ててくれた。ボールロストした場合の責任の取り方も気に入っている部分だ。

 前田大然は便宜上、左インサイドハーフに置いたが、最大の評価ポイントはリーグ首位を走る得点力。それに加えリーグトップクラスのスプリント能力も見事で、タフに走り回り、かつゴールを奪う姿は鮮烈な印象を与えた。

 右のインサイドハーフに置いた旗手怜央は、このポジションでの攻撃性はもちろん、シーズン序盤に置かれた左サイドバックでも高いレベルのプレーを見せた。リーグ戦終盤にはFKを担当するなどマルチロールぶりが際立っている。川崎の連覇には欠かせない存在だった。

 アンカーに置かせてもらった稲垣祥は、特徴である対人能力の高さで名古屋の守備を安定させる一方、適切な攻撃参加でゴールを脅かすメリハリのあるプレーが良かった。相手にするとあのミドルは非常に厄介な存在だった。

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