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【ライターが選ぶJ1ベスト11】風格漂わせる荒木、伸び盛りの菊池をセレクト。2トップは得点王候補のふたり

カテゴリ:Jリーグ

熊崎敬

2021年11月10日

見る者のハートを熱くする菊池はまだまだ伸びそう

熊崎氏が選んだ今季のベストイレブン。

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 今季のJ1リーグは、4試合を残して川崎フロンターレの優勝が決まった。王者の強さが際立つなかで、今季のJ1を沸かせた11人とは誰なのか。国内サッカーに精通する有識者に今季のベストイレブンを選んでもらった。
文●熊崎敬(スポーツライター)
※本文中のデータはすべて35節終了時。

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 守護神は、昨季に続いてフルタイム出場を継続しているランゲラック。名古屋が3試合を残してJ1新記録となる20試合無失点を樹立したのは、この男の存在によるところが大きい。1対1になっても敵の仕掛けに惑わされず、最後まで体勢を崩さないため、敵はシュートを撃たされてしまう。難攻不落の砦と呼ぶにふさわしい。

 次点は、川崎のチョン・ソンリョン。最少失点を記録する守備面はもちろん、正確なフィードによる攻撃面への貢献も光った。

 最終ラインはストッパー3人で構成。川崎がハイライン、ハイプレスの攻撃的なゲームを続けることができたのは、後方をカバーするジェジエウと谷口彰悟が安定したパフォーマンスを継続したから。

 特に前者は対人守備にめっぽう強く、ピンチの芽をことごとく潰した。ふたりはセットプレーで攻め上がったあと、相手ボールに切り替わるとダッシュで持ち場に帰る。光の当たらないシーンだが、こうした意識の高さが川崎の根源といっても過言ではないだろう。

 川崎のCBコンビに加わるのは、躍進神戸の菊池流帆。エアバトルに強く、闘争心を前面に押し出したプレーは見る者のハートを熱くする。勝負にはやる粗削りな部分は目につくが、実力者の多いチームの中で揉まれることでまだまだ伸びそうだ。

 5人で構成した中盤にも、川崎勢から山根視来、旗手怜央のふたりを選出した。山根は神出鬼没の動きでリーグ最多10アシストを記録。右SBとしては恐るべき攻撃力。川崎スタイルを象徴するタレントと言っていい。

 東京五輪で5試合に出場した旗手は、左SBに中盤にと複数のポジションに対応。三笘薫、田中碧が抜けたチームが崩れなかったのは、インテリジェンスの高さと無尽蔵のスタミナを備えた彼の台頭によるところが大きい。

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