森保監督はチームの勢いや流れを優先する可能性が高い
4-3-3でスタートしながら途中で4-2-3-1に変更するのは、ベトナムに中盤でボールを奪われて効果的なカウンターを受けるなど、日本のリズムが良くない場合か、何らかの理由で早い時間帯にビハインドを負ってしまった場合だろう。4-3-3はリズムが悪くなると、中盤と前線の距離感が悪くなり、後ろでボールを回し、ウイングが単機で仕掛けるだけの攻撃になりやすい。
4-2-3-1をスタートから使うのであれば、大迫勇也を筆頭に二次予選の主力メンバーがファーストチョイスになるが、試合の途中で4-3-3から流れを変えていくためには、縦に迫力を出せる布陣にするべきだろう。
その意味でプランBは途中から4-2-3-1を使う場合を想定して組んでみた。世間の大方の予想に反して、森保監督が4-2-3-1でスタートしても筆者は疑問を持たない。ベトナムの特徴を考えた場合に、こちらのほうがかみ合わせ的に安定して試合を進められると想定するからだ。
4-2-3-1をスタートから使うのであれば、大迫勇也を筆頭に二次予選の主力メンバーがファーストチョイスになるが、試合の途中で4-3-3から流れを変えていくためには、縦に迫力を出せる布陣にするべきだろう。
その意味でプランBは途中から4-2-3-1を使う場合を想定して組んでみた。世間の大方の予想に反して、森保監督が4-2-3-1でスタートしても筆者は疑問を持たない。ベトナムの特徴を考えた場合に、こちらのほうがかみ合わせ的に安定して試合を進められると想定するからだ。
しかし、代表チームはマネジメントも大事で、森保監督は戦術的な相性以上にチームの勢いや流れを優先する可能性が高い。ただ、そうしたプランで臨むにしても、いつでも戻れる形として4-2-3-1の使用も想定しておくべきだろう。
11月シリーズの1試合目のベトナム戦は準備期間が限られるため、練習からいくつものシステムをトレーニングで確認することは難しいが、本当にスクランブルになった時は、上田綺世のような本職のFWを前線に投入する4-4-2なども想定しておきたい。
文●河治良幸
【PHOTO】W杯アジア最終予選ベトナム、オマーン戦に臨む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
11月シリーズの1試合目のベトナム戦は準備期間が限られるため、練習からいくつものシステムをトレーニングで確認することは難しいが、本当にスクランブルになった時は、上田綺世のような本職のFWを前線に投入する4-4-2なども想定しておきたい。
文●河治良幸
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