大儀見の追撃ゴールを勝負どころに、攻撃的な選手を投入。
日本は失点を重ねるごとに底なし沼へ引き込まれた。14分、それを象徴するかのように、ほとんどミスのない岩清水がクリアミスでホリデーに3点目を献上。その2分後には、GK海堀あゆみの頭越しに、センターサークルからロイドに放り込まれる。
ここまでセットプレーから2失点、自滅的なミスから1失点、そして超ロングシュート。崩されての失点はひとつもないのに大差が開いていく、日本にとっては悪夢のような、アメリカにとっては夢のような展開になった。
4失点後、宇津木瑠美を左SB、鮫島彩を左サイドハーフ、宮間あやをボランチにコンバートした日本が、中盤を省略したアメリカに反撃を開始。27分、川澄の鋭いクロスに対して、背負っていたDFを駆け引きで振り切った大儀見優季が、身体をターンさせながら、左足のシュートで1点を返す。
「何点取られようが、自分のやることは同じ。常に準備をしていたからこそ取れた1点だと思います。それも自分だけではなく、チームとして取れた1点だったと思います」(大儀見)
佐々木監督は、ここを勝負所と見て、ダメージの残る岩清水梓に代えて、33分、澤穂希をスクランブル投入する。さらに40分、川澄に代えて菅澤優衣香を投入。チャンスメーカーを宮間ひとりに任せて、ゴールを奪える選手を前線に並べた。
すると後半に入った52分、澤めがけて蹴った宮間のFKが、アメリカDFジョンストンのオウンゴールを誘う。日本は、序盤に絶望的な4点差のビハインドを負いながらも、粘り強い戦いで同点・逆転への望みをつなぐ点差にまで詰め寄った。
ここまでセットプレーから2失点、自滅的なミスから1失点、そして超ロングシュート。崩されての失点はひとつもないのに大差が開いていく、日本にとっては悪夢のような、アメリカにとっては夢のような展開になった。
4失点後、宇津木瑠美を左SB、鮫島彩を左サイドハーフ、宮間あやをボランチにコンバートした日本が、中盤を省略したアメリカに反撃を開始。27分、川澄の鋭いクロスに対して、背負っていたDFを駆け引きで振り切った大儀見優季が、身体をターンさせながら、左足のシュートで1点を返す。
「何点取られようが、自分のやることは同じ。常に準備をしていたからこそ取れた1点だと思います。それも自分だけではなく、チームとして取れた1点だったと思います」(大儀見)
佐々木監督は、ここを勝負所と見て、ダメージの残る岩清水梓に代えて、33分、澤穂希をスクランブル投入する。さらに40分、川澄に代えて菅澤優衣香を投入。チャンスメーカーを宮間ひとりに任せて、ゴールを奪える選手を前線に並べた。
すると後半に入った52分、澤めがけて蹴った宮間のFKが、アメリカDFジョンストンのオウンゴールを誘う。日本は、序盤に絶望的な4点差のビハインドを負いながらも、粘り強い戦いで同点・逆転への望みをつなぐ点差にまで詰め寄った。