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とんでもない能力を秘める日本文理の196cm大型FW! 準決勝敗退も全国4強の強豪相手に圧倒的な存在感

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2021年11月04日

「まだまだ僕には足りないものが多すぎる」卒業後の進路は…

卒業後は関東大学リーグ1部の強豪大学へ進学する相澤デイビッド。さらなるスケールアップを目指す。写真:安藤隆人

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「僕の中で兄はサッカー選手の見本というか、苦しい状況でも前を向ける人間。尊敬していますし、自分が苦しいと思った時に真っ先に相談をするし、親身になって聞いてくれる。本当に尊敬しています」
 
 仲間との連係が合わなかったり、ゴールを決められなかったりした時は、決まって兄に連絡をしてアドバイスをもらっていた。だが、兄自身もプロ入りをしてから一度も出場機会を得られておらず、怪我にも苦しんでいた。それでも弟に対して真剣に、かつ思いを汲んで対応してくれる兄が心の底からかっこいいと思えた。

「兄はプロの世界で本当に苦しい思いをしているのに、常に前向きで努力をしている。兄の姿を見て、プロは厳しい世界だと思いますが、凄くやりがいのある世界だと思うので、僕もなりたいです」

 卒業後は関東大学リーグ1部の強豪大学への進学が予定されている。高卒プロも考えたが、「まだまだ僕には足りないものが多すぎる。特に守備面ではまだ足りないと思っているので、大学4年間でしっかりと自分に向き合ってレベルアップしたい」と、4年後にプロを目指す覚悟を固めた。

「1年から試合に絡みたい。大学から代表に入る選手もいるので、そうなりたいですし、兄と同じステージに立ちたいと思います」

 ポテンシャルは十分にある。サイズやフィジカルに頼らず、磨き上げた一瞬のスピードとバネがあり、身体操作もうまい。これから先、FWとして動きの引き出しを増やしていけば、とんでもなく化ける能力を秘めているはずだ。4年後と言わず、2年後、3年後には今以上に注目を浴び、その名を知られる存在になるだろう。兄とプロの舞台でプレーする夢もそう遠くないかもしれない。

取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
 
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