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【月間表彰】浦和DF岩波拓也はなぜ正確無比の“タッチダウンパス”でアシストできたのか? 「キックだけは誰にも負けるなと…」

カテゴリ:Jリーグ

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年11月01日

「ディフェンダーのアシストは誰も覚えていないかもしれませんが…」

岩波の正確なキックはいまや浦和のサッカーに不可欠だ。(C)SOCCER DIGEST

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――リカルド・ロドリゲス監督が来てチームのスタイルも変わって、その右足のキックがより活きているのでは?

「そこを期待されているのは感じていましたが、それがなかなか形に繋がらない試合もありましたし、上手くいかないもどかしさもありました。ただ、シーズンの後半になって自分の武器がようやくこのサッカーにフィットしてきて、存分に出せるようになってきた。その中で、ルヴァンカップの川崎戦やそのセレッソ戦でアシストできたのは、さらに自信を与えてくれましたね」

――やはり数字に表われると自信に繋がる?

「そうですね。ディフェンダーのアシストは、シーズンが終われば誰も覚えていないかもしれませんが、自分にとっては、あの形がゴールにつながったのは、すごく自信になりますし、満足しています。監督やチームメイトや監督の信頼を確立するためにも、自分の良さを存分に見せていかないといけないですから」
 
――パス本数のランキングでもリーグ上位に入っています。

「GKにボールが下がった段階で、フリーだったらいつでも自分にボールを渡して欲しいというのは伝えているので、自分のところにボールが集まっているのが、数字にも表われていると思います。それが効果的かと言われたら、もっと改善の余地はありますけど、積極的にボールに関わってゲームを作っていくっていうのは自分のストロングポイントでもありますし、自分の好きなスタイルなので、そういう意味では、サッカーを純粋に楽しめています」

――今シーズンのパフォーマンスを振り返ると満足している部分は多い?

「ある程度は満足しています。もちろん完璧ではないし、課題はありますが、チームの失点が減ってきて、ビルドアップだけでなく、守備の部分でも貢献できているかなと。浦和に来て、なかなか安定して出続けるというシーズンが多くなかったので、どこに問題があるのか自問自答しながらやってきました、自分が絶対的にならないとコンスタントに試合に出続けるのは難しいですし、自分の良さをどうチームに還元していくのかを考えるようになって、それがうまくはまっているのかなと。

 自分も20代後半になって、レッズでは真ん中より上の世代になってきたので、チームを引っ張っていきたい気持ちもある。そういう色々な要素が絡み合って、良いパフォーマンスを出せているのかなと思います。まだ残りの試合もありますけど、ここまではレッズに来て一番満足いくシーズンですね」
 
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