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【森保J、4-3-3採用でどう変わる?】戦術の幅を広げる三笘薫。カバーリングに優れる谷口彰悟も心強い

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2021年10月28日

競争が活性化するという意味でもポジティブなトライ

ボックス・トゥ・ボックス型の川辺は4-3-3のほうが面白い。トップ下がいないシステムで、決定的なラストパスに期待したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 最終ラインで浮上してくるのは、やはり川崎の選手たちだ。山根視来はサイドのアップダウンだけでなく、中盤の脇をうまく使いながらビルドアップに関われるので、田中がより高いポジションで攻撃に加わることもできる。

 左サイドバックは引き続き長友佑都と中山雄太の二人になるが、三笘を外から追い越すよりも、後ろからサポートする役割を考えた場合は中山がより適しているかもしれない。

 センターバックは吉田麻也と冨安健洋がファーストチョイスになるが、アンカーの背後からビルドアップをサポートできるタイプということで、板倉と谷口をチョイスした。板倉は3ハーフの左右が前に出た場合に、うまく持ち上がりながら半ボランチ的な役割ができる。谷口も後ろからの組み立てだけでなく、中盤のカバーリングに優れているのは心強い。

 対戦相手との関係ありきではあるが、ファーストセットが短い準備期間でも、それなりに機能することは想定できる。ただ、さらに4-3-3の可能性を広げる意味では、今回はサブに入れた選手たちがシステムに適した特長を持っており、2試合あるなかで森保監督には積極的な選手起用をしていってもらいたい。
 
 繰り返しになるが、筆者は最終予選での固定的な4-3-3の採用には反対で、1つのシステム内での対応幅に限界がある以上、必要に応じて従来の4-2-3-1あるいは別のシステムも活用していくべきだ。

 ただ、こうした新しいトライによってメンバー選考や起用にも変化が起きて、より競争が活性化するという意味でも、ポジティブなトライになったことは間違いない。
 
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