10月9日、ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタが今年7月に設立した会員制オンラインクラブ「ALLSTAR CLUB(オールスターズ・クラブ)」にて、イタリアのレジェンドGKであるジャンルイジ・ブッフォンのオンライントークイベントが開催された。
トークイベントは、事前に会員から募集した質問をブッフォンが次々と答えていく形で、20年ぶりに復帰した古巣パルマへの想いや、最近話題になったジャンケンのエピソード、趣味の美術館巡りに至るまで、内容は多岐にわたった。
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イベント後、『ワールドサッカーダイジェスト』のインタビューに応じてくれたブッフォンに、現役を続けられる秘訣や昨シーズンまでセリエAのボローニャでプレーした冨安健洋の印象などについて語ってもらった。
イニエスタが創設した『ALLSTAR CLUB』のオンライントークイベントに登場
――今日はよろしくお願いいたします。
「チャオ!よろしく」
――早速ですが、43歳となってもプロサッカー選手として現役を続けられる秘訣はなんですか?
「秘訣はひとつではなくて、規則正しい生活やトレーニング、食事など気をつけることはたくさんあるけど、何よりも大切なのは“目標を持つこと”だと思っている。目の前の目標に向かって日々を全力で過ごすことが、長いキャリアを築くうえで大切なことだと思っているよ」
――何歳までプレーしたいと考えていますか?
「GKとしてトップレベルの力量とモチベーションが維持できている限り続けたいと思っている。だから今のところ、いつまでといった制限は設けていないんだ」
――昨シーズンまでボローニャでプレーしていた冨安選手の印象はどうですか?
「冨安もそうだし、サンプドリアの吉田麻也もそうだけど、近年セリエAでプレーする日本人はとても能力が高くて信頼できる選手が多いという印象だね。そういう意味ではふたりは日本のサッカー界を成長させていくうえで、とても重要な役割を担っていると思う
――カタールW杯への出場を狙っていますか?
「自分が選べる立場ではないし、ほぼ完成された今のイタリア代表チームに自分の居場所があるか分からない。だけどモチベーションを高く保つという意味でも前向きに考えていきたい事ではある」