クリスチアーノ・ロナウドが、“帰郷”について語った。クラブ公式サイトが９月１日に伝えている。

　マンチェスター・ユナイテッドは現地時間８月31日、C・ロナウドと１年の延長オプション付きで２年契約を結んだことを発表。６シーズンで公式戦292試合・118ゴールを記録した稀代のスーパースターが、2009年夏以来の帰還を果たすことが正式に決まった。本人は再び赤いユニホームを纏うことに、こう想いを語っている。

「知っての通り、僕はこの素晴らしいクラブでファンタスティックな歴史を築いた。18歳のときからいた我が家に、12年経ってまた戻ることになって、とてもハッピーだ。早く試合に出たくてウズウズしているよ。

　自分はベストの選択をしたと思っている。まさに正しい選択だ。ユーベからマンチェスターに移籍し、ここからはまた新たな章が始まる。とてもハッピーだし、嬉しく思っている。これからここでまた歴史を作って、マンチェスターが素晴らしい結果を出すために尽力し、トロフィーを獲得し、ナンバーワンを目指すべくプレーを続けたい」
 

　決断を下すにあたっては、恩師以上の存在であるサー・アレックス・ファーガソンの影響が大きかったようだ。

「18歳でマンチェスターと契約したのは、ファーガソンの存在が大きかった。僕がまだスポルティング・リスボンにいた頃、マンチェスターと対戦した試合のことは今でもよく覚えている。彼は僕にとってはフットボール面での父親のような存在だ。ものすごく助けてくれたし、たくさんのことを教えてくれた。

　その後もずっと連絡をとりあっていたから、彼の影響は大きかったと言えるだろうね。それに本当に素晴らしい人で、彼のことが大好きだ。マンチェスター・ユナイテッドと契約して今の地位を築くことができたのも、彼のおかげだ」