「最終的には本人が気づいた」(長谷川監督)
今、FC東京で眩い輝きを放つのがブラジル人トリオ。ディエゴ・オリヴェイラ、レアンドロ、アダイウトンが繰り出す攻撃はスピーディかつ迫力満点で視覚的にも美しい。なかでもチャンスメイクの局面で重要な役割を担っているのがレアンドロで、このアタッカーのドリブルやパスからチャンスが生まれるケースは多い。
ただ、そんなレアンドロも今季前半戦はサブに甘んじたり、試合メンバーから外れたり、苦しい時期があった。そこを乗り越え、6月後半あたりから調子をグッとあげてきたわけだが、レアンドロの起用法について長谷川健太監督は次のように話した。
「基本的には自分のポリシーの中で区別はするけど差別はしないというのがあって、もちろん経験値のある選手がその点で若い選手と同じではないと思っていますが、若い選手でも能力が高くしっかりとプレーすれば試合で使っていきたい。行動的にもレギュラークラスだけが優先されて、出てない選手がそうじゃない扱いを受けるのは絶対にあってはならない。ですので、どの選手も平等にと考えています。
で、レアンドロ選手に関しても若干チームの規範のところでじゅんずることができないような行動もあったので、そこは最終的に本人が反省をして、改めてしっかりとチームのためにという気持ちになってくれたので、また使い始めたと。能力が高いから、そういうことを見逃して起用する選択肢は一切自分の中にありません。それを彼自身も理解して、やっぱりチームのためにと。チームのルールをしっかり守ってやるというスタンスになってくれました」
ただ、そんなレアンドロも今季前半戦はサブに甘んじたり、試合メンバーから外れたり、苦しい時期があった。そこを乗り越え、6月後半あたりから調子をグッとあげてきたわけだが、レアンドロの起用法について長谷川健太監督は次のように話した。
「基本的には自分のポリシーの中で区別はするけど差別はしないというのがあって、もちろん経験値のある選手がその点で若い選手と同じではないと思っていますが、若い選手でも能力が高くしっかりとプレーすれば試合で使っていきたい。行動的にもレギュラークラスだけが優先されて、出てない選手がそうじゃない扱いを受けるのは絶対にあってはならない。ですので、どの選手も平等にと考えています。
で、レアンドロ選手に関しても若干チームの規範のところでじゅんずることができないような行動もあったので、そこは最終的に本人が反省をして、改めてしっかりとチームのためにという気持ちになってくれたので、また使い始めたと。能力が高いから、そういうことを見逃して起用する選択肢は一切自分の中にありません。それを彼自身も理解して、やっぱりチームのためにと。チームのルールをしっかり守ってやるというスタンスになってくれました」
今に至るまで当然ながら長谷川監督はレアンドロと直接話しもしている。
「(私が)いろいろと話をしたり、強化部も話をしたりとか、いろんなアプローチをしながらでしたね。簡単に響く選手ではないので、最終的には本人が試合に出たいという気持ちが強くて、であれば、チームとしてやるべきことをやってほしいと、そこに最終的には本人が気づいた。しっかりしなければ試合に使ってもらえないという気持ちになってもらえて、そこから少しずつスタンスが変わったのかと思います」
そんな監督の下でレアンドロは今後も輝けるか。気持ちのこもったプレーでチームに貢献したい。
構成●サッカーダイジェスト編集部