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【準々決勝展望】日本×NZ|欧州ビッグクラブ注目の逸材と同僚・橋岡大樹の対決がカギ!/東京五輪

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2021年07月30日

エースのウッドとともに注目されるシント=トロイデンのカカーチェに要注意!

日本の右サイドバックに予想される橋岡(左)とNZのカカーチェ(右)のマッチアップに注目。シント=トロイデンのチームメイトが激突する。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)=橋岡/Getty Images=カカーチェ

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▼日本×ニュージーランド
(7月31日/18:00キックオフ@県立カシマサッカースタジアム)

 男子では唯一の3連勝で準々決勝に駒を進め、アメリカ「CBS SPORTS」のパワーランキングでもトップの数字を叩き出した日本だが、ニュージーランドは簡単に勝てる相手ではない。韓国に1-0で勝利するなど安定したゲーム運びが目を引く。
 
 その最大の理由はプレミアリーグのバーンリーに所属するクリス・ウッドという絶対的なエースが力強く君臨しているから。グループリーグで挙げた3得点のうち、2得点を記録しているウッドは明確な攻撃の基準点であり、基本的にはグラウンダーから組み立てながら、困ったらウッドに当てれば収めてくれる安心感が周囲の選手たちからも伝わってくる。

 ただし、タレントはウッドだけではない。2シャドーからウッドを補佐するマッコワットとジャスト、中盤で高い強度を保証するベルとルイス、3バック右から良質なパスを繰り出すステンスネスなど、見所のある選手は多い。そうした選手たちの中でも目を引くのは左ウイングバックのカカーチェだ。ホンジュラス戦ではマッコワットのCKからのセカンドボールを強烈な左足のミドルシュートに持ち込んでゴール。シント=トロイデンに所属するカカーチェには欧州ビッグクラブからも関心が寄せられており、ニュージーランド史上最高の選手に成長する可能性もある。

 そのカカーチェとマッチアップする可能性が高いのは同僚の橋岡大樹だ。ここまで右サイドバックで獅子奮迅の働きを見せてきた酒井宏樹が累積警告で出場停止。板倉滉がセンターバックでキャプテンの吉田麻也と連係が上がっていることから、冨安健洋を酒井の代役として右に回すことを期待する声も強いが、運動量と対人守備に絶対の自信を持つ橋岡としては国際的な評価を上げるビッグチャンスだ。

 攻撃では林大地と上田綺世のどちらが1トップで先発起用されるのか注目されるが、どちらにしてもディフェンスリーダーのリードが負傷で出られないと見られる中で3バック、時には自陣で5バックを敷くこともある相手の守備を突き崩すために、大きな役割を担うことは間違いない。

文●河治良幸

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