「またここからはまた別の戦いになる」
なでしこジャパンこと日本女子代表は7月27日、東京五輪のグループリーグ第3戦でチリ代表と対戦。1-0で勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。
1戦目のカナダ戦に引き分け(1-1)、2戦目のイギリス戦では敗戦(0-1)を喫していた日本にとって、決勝トーナメント進出のために是が非でも勝点が必要だった試合だった。
高倉麻子監督は振り返る。
「前半から良い形を作れていたんですけど、なかなかやはりゴールを割ることができなかった。ただとにかく焦れずに貫き通して、我慢しながらの勝点3になったと思います」
まさに我慢しながらの勝点3だった。立ち上がりから圧倒的にシュートチャンスを作りながらも、ゴールを奪えない時間が続く難しい展開となった。後半開始からはFWの田中美南を投入し、54分にはボランチの林穂之香に代えて、アタッカーの遠藤純をピッチに送り出した。
1戦目のカナダ戦に引き分け(1-1)、2戦目のイギリス戦では敗戦(0-1)を喫していた日本にとって、決勝トーナメント進出のために是が非でも勝点が必要だった試合だった。
高倉麻子監督は振り返る。
「前半から良い形を作れていたんですけど、なかなかやはりゴールを割ることができなかった。ただとにかく焦れずに貫き通して、我慢しながらの勝点3になったと思います」
まさに我慢しながらの勝点3だった。立ち上がりから圧倒的にシュートチャンスを作りながらも、ゴールを奪えない時間が続く難しい展開となった。後半開始からはFWの田中美南を投入し、54分にはボランチの林穂之香に代えて、アタッカーの遠藤純をピッチに送り出した。
「とにかく点が欲しいという交代でした。全体的なバランスもありますし、それでも攻撃的な良いところを出していこうと考えました」
こう意図を話す指揮官の攻撃的な采配が奏功し、77分に途中起用の田中が決勝ゴール。3試合目にして、チームはようやく初の白星を掴んでみせた。苦しんだ末の初勝利だけに、選手たちは不安や焦燥感を払拭できるだろう。
「やはり今日勝ったことでいろんな迷いであったり、そういったものが飛ぶと思う。またここからはまた別の戦いになりますし、一発勝負なので、十分相手を研究しつつ、自分たちのサッカーをもう一度やり続けたいなと思います」
そう高倉監督は決勝トーナメントを見据えた。次戦の相手は優勝候補スウェーデン。初戦でFIFAランク1位のアメリカを打ち破った優勝候補の一角を打ち破れるか。指揮官の積極的な采配がポイントになるかもしれない。
構成●サッカーダイジェスト編集部
こう意図を話す指揮官の攻撃的な采配が奏功し、77分に途中起用の田中が決勝ゴール。3試合目にして、チームはようやく初の白星を掴んでみせた。苦しんだ末の初勝利だけに、選手たちは不安や焦燥感を払拭できるだろう。
「やはり今日勝ったことでいろんな迷いであったり、そういったものが飛ぶと思う。またここからはまた別の戦いになりますし、一発勝負なので、十分相手を研究しつつ、自分たちのサッカーをもう一度やり続けたいなと思います」
そう高倉監督は決勝トーナメントを見据えた。次戦の相手は優勝候補スウェーデン。初戦でFIFAランク1位のアメリカを打ち破った優勝候補の一角を打ち破れるか。指揮官の積極的な采配がポイントになるかもしれない。
構成●サッカーダイジェスト編集部