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「減俸すべき」リーガ会長がメッシのサラリー問題に意見「獲得するクラブはファイナンシャルドーピング」

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年07月09日

「外からのカネはサッカーを台無しにする」

現在は無所属のかたちになっている。バルサとの契約延長が濃厚視されているが…。(C)Getty Images

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 ラ・リーガのハビエル・テバス会長は先日、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督と舌戦を繰り広げた。シティやパリ・サンジェルマンなど、「国が保有するクラブ」の巨額支出を批判する同会長は、再び辛辣なコメントを口にしている。

 サラリーキャップの問題から、バルセロナが慰留を目指しているリオネル・メッシに減俸が必要だと話題になっていることについて、テバス会長は「そのとおりだ」と話している。(米スポーツチャンネル『ESPN』より)

「メッシは以前の条件で契約できないだろう。それは不可能だ。だが、欧州のどのクラブにも、あの額を払うことはできないだろうと思う」

 そして、同会長は「(パンデミックで)シティは2億7000万ユーロ(約337億5000万円)を失い、パリ・サンジェルマンも損失。彼らはメッシ獲得を考えることもできない」と続けている。

「もしも彼らがそれをするなら、それはファイナンシャルドーピングだ。実現したら、信じられないことだよ。われわれは制限をもうける必要がある。財政的ドーピングはサッカーを傷つける」

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 さらに、テバス会長は「クラブが生み出すのではないのだから、本物のカネではない。サッカー外からのカネは悪いインフレを引き起こし、サッカーを台無しにする。他クラブが競おうとし、それは財政的な能力を超えるからだ」と強調した。

「われわれはこれと闘わなければならない。欧州サッカー界において保留となっている問題のひとつだ。解決しなければ、サッカーはとても難しい状況に陥る」

 ルールの範囲内での投資は、市場の活性化につながり得る。一方で、人件費高騰を含む財政的な様々な問題が、一部クラブがスーパーリーグ創設構想に向かった要因のひとつになったことも確かだ。巨大ビジネスとなった欧州サッカーは、どのように舵取りしていくべきなのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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