プレーオフ決勝、1点ビハインドで迎えた95分
イングランド5部のトーキーは、今季のリーグ戦は勝点4差でサットンに競り負け、2位でフィニッシュ。惜しくも自動昇格は逃すも、プレーオフを順調に勝ち上がり、現地時間6月20日にはプレーオフ決勝で、4位のハートフルールと激突した。
しかし、この日は35分に先制を許すと、同点ゴールをどうしても奪えず、遂には後半アディショナルタイムへ突入。そんな苦しい状況のなか、土壇場でチームを救ったのは、最後尾から駆け上がった守護神だった。
95分、敵陣ハーフウェイライン手前でFKを獲得したトーキーは、最後の祈りを込めてボールをゴール前に放り込む。これに抜群のタイミングでジャンプし、豪快にヘッドで叩き込んだのが、攻撃参加していたGKルーカス・コボランだ。誰もが予想外だったシュートは、鮮やかにネットを揺らした。
【動画】スタジアムは割れんばかりの大歓声!あまりに劇的な同点弾はこちら
しかし、この日は35分に先制を許すと、同点ゴールをどうしても奪えず、遂には後半アディショナルタイムへ突入。そんな苦しい状況のなか、土壇場でチームを救ったのは、最後尾から駆け上がった守護神だった。
95分、敵陣ハーフウェイライン手前でFKを獲得したトーキーは、最後の祈りを込めてボールをゴール前に放り込む。これに抜群のタイミングでジャンプし、豪快にヘッドで叩き込んだのが、攻撃参加していたGKルーカス・コボランだ。誰もが予想外だったシュートは、鮮やかにネットを揺らした。
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スタジアム中がお祭り騒ぎとなった鮮烈な一撃には、現地観戦していた英メディア『talkSPORT』の解説員イアン・エイブラハムも絶賛。先月16日に行なわれたプレミアリーグ第36節のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦で、リバプールの守護神アリソンがCKから同じくヘッドで奪った劇的決勝弾を引き合いに出し、その芸術性を説いている。
「トーキーのファンの前で、信じられないような光景が繰り広げられた。ファーサイドからボールが入ってきて、後ろから上がってきたGKコボランがヘディングでゴールしたんだ。アリソンよりも優れたヘディングだ。あれはコーナーだったからね。コボランはピッチの半分の長さを走らなければならなかったが、ボールが入ってくると、DFの高さを越えてゴールに流し込んでみせたのだ」
だが、現実は過酷だった。トーキーは押せ押せムードとなるも、その後7人目までもつれ込んだPK戦の末に、敗北。手が届きかけた8年ぶりの4部昇格の夢は、儚くも散った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「トーキーのファンの前で、信じられないような光景が繰り広げられた。ファーサイドからボールが入ってきて、後ろから上がってきたGKコボランがヘディングでゴールしたんだ。アリソンよりも優れたヘディングだ。あれはコーナーだったからね。コボランはピッチの半分の長さを走らなければならなかったが、ボールが入ってくると、DFの高さを越えてゴールに流し込んでみせたのだ」
だが、現実は過酷だった。トーキーは押せ押せムードとなるも、その後7人目までもつれ込んだPK戦の末に、敗北。手が届きかけた8年ぶりの4部昇格の夢は、儚くも散った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部