リネカーは「あのゴールはシックだ」
チェコ代表のパトリック・シックが、大会序盤にして早くもベストゴール候補となるゴラッソを決めてみせた。レバークーゼンに所属するストライカーは、前半のうちから狙っていたと明かしている。
6月14日のEURO2020、グループD第1節のスコットランド対チェコは、2-0でチェコが勝利した。前半42分にシックがヘディングで先制点を奪取。さらに52分には超ロングシュートを決めた。
シックは味方が相手のシュートをブロックしてこぼれたボールに反応すると、ハーフウェイラインを越えたところで左足を振り抜く。ダイレクトで放ったシュートは、放物線を描いてスコットランド守護神デイビッド・マーシャルの頭上を越えてゴールに収まった。
【動画】シックが決めた衝撃の“45メートルEURO最長弾”はこちら
6月14日のEURO2020、グループD第1節のスコットランド対チェコは、2-0でチェコが勝利した。前半42分にシックがヘディングで先制点を奪取。さらに52分には超ロングシュートを決めた。
シックは味方が相手のシュートをブロックしてこぼれたボールに反応すると、ハーフウェイラインを越えたところで左足を振り抜く。ダイレクトで放ったシュートは、放物線を描いてスコットランド守護神デイビッド・マーシャルの頭上を越えてゴールに収まった。
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データサイト『Opta』によると、シックのシュートは45.5メートルの距離から決まっており、データ集計を始めた1980年大会以降で最長距離記録という。
英紙『Daily Mail』によると、シックは試合後に英公共放送『BBC』で「彼が出ていたのを見ていたんだ。前半にこの状況があるかもしれないとチェックしていたんだよ」と明かしている。
「彼がとても高い位置でとどまっていたのを知っていて、ボールが来たときに彼の場所を確認したんだ。すぐにチェックして、彼が前に出ていたのを見て、トライしたのさ。ナイスゴールだったね」
当然のようにシックのゴラッソには賛辞が寄せられており、元イングランド代表のゲーリー・リネカーは「あのゴールはシックだ」と、冗談を交えてツイートしている。
スーパーゴールには、敗れたスコットランド代表のOBたちも脱帽だ。ダレン・フレッチャーは「トップクラスのストライカーによる信じられない一発」と称賛。ニール・マッキャンは「スコットランドの人間として悔しいが、あのスキルと格、実行力に拍手しなければいけない」と舌を巻いた。
「わたしがずっと見てきた中でもっとも良いゴールだ」
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたシックは、この勢いでチェコをけん引していけるか。次戦は18日、初戦でイングランド代表に敗れたクロアチア代表と対戦する。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
英紙『Daily Mail』によると、シックは試合後に英公共放送『BBC』で「彼が出ていたのを見ていたんだ。前半にこの状況があるかもしれないとチェックしていたんだよ」と明かしている。
「彼がとても高い位置でとどまっていたのを知っていて、ボールが来たときに彼の場所を確認したんだ。すぐにチェックして、彼が前に出ていたのを見て、トライしたのさ。ナイスゴールだったね」
当然のようにシックのゴラッソには賛辞が寄せられており、元イングランド代表のゲーリー・リネカーは「あのゴールはシックだ」と、冗談を交えてツイートしている。
スーパーゴールには、敗れたスコットランド代表のOBたちも脱帽だ。ダレン・フレッチャーは「トップクラスのストライカーによる信じられない一発」と称賛。ニール・マッキャンは「スコットランドの人間として悔しいが、あのスキルと格、実行力に拍手しなければいけない」と舌を巻いた。
「わたしがずっと見てきた中でもっとも良いゴールだ」
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたシックは、この勢いでチェコをけん引していけるか。次戦は18日、初戦でイングランド代表に敗れたクロアチア代表と対戦する。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部