五輪経由での最終予選参戦は久保、堂安、冨安のA代表主力組にプラス3~4人? その顔ぶれは…

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2021年06月13日

久保、堂安、冨安はA代表でも中心的戦力となる可能性が高い

ジャマイカ戦では攻守に盤石の戦いぶりを見せたU-24日本代表。この中から何人がA代表へと食い込むか。写真提供:JFA

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 12日のジャマイカ戦(豊田)はU-24日本代表にとって、東京五輪最終登録メンバー決定前最後のテストマッチ。コロナ陰性証明書の不備によって3日のA代表戦が中止となったものの、その後も日本に滞在。セルビアとの試合を行なうなど、入念な準備をしていたジャマイカだけに、5日に対峙したU-24ガーナよりは歯応えのある相手だと期待された。

 確かに序盤は相手がボールを支配し、日本が受けに回る時間帯もあった。中南米特有のフィジカル能力の高さも要所要所で見られ、必ずしも一方的な展開にはならなかった。が、20分に久保建英(ヘタフェ)の左からのシュートが左ポストを直撃したあたりから日本がペースを掴み、飲水タイム直後の酒井宏樹(浦和)のスローインから久保が巧みなドリブルを繰り出し、4人の股を抜く豪快な一撃で先制する。
 
 これで相手は意気消沈。前半のうちに遠藤航(シュツットガルト)がミドルを決めて2点をリードし、後半にも途中出場の上田綺世(鹿島)と堂安律(ビーレフェルト)も追加点をゲット。終わってみれば4-0、シュート数も17対0という大差がついた。横内昭展監督は7人の交代枠を使い、U-24代表初参戦の鈴木彩艶(浦和)らもテストする余裕を見せたが、18人枠はほぼ確定しているのだろう。

 あくまで軸は吉田麻也(サンプドリア)らOA3人と久保、堂安、冨安健洋(ボローニャ)らA代表経験者で、そこに国内組の田中碧(川崎)や上田、相馬勇紀(名古屋)、谷晃生(湘南)らが絡む陣容で五輪本番に挑むことになりそうだ。そして、その主力の大半が9月からスタートする2022年カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の候補メンバーに食い込むと見られる。

 すでにA代表実績があり、欧州5大リーグで戦っている久保、堂安、冨安は中心的戦力になる可能性が高い。冨安は現時点で頭抜けた存在になっているが、久保と堂安もU-24世代でのパフォーマンスを見ると個の打開力と決定力が際立っている。2人が柔軟にポジションを変えながら攻撃を組み立てるからこそ、ガーナ戦もジャマイカ戦もゴールを量産できた。このコンビをそのままA代表に持ち込んで、南野拓実(サウサンプトン)や鎌田大地(フランクフルト)と組ませるのも一案。彼らとは2019年の2次予選前半戦や2020年の欧州遠征でもトレーニングを重ねていて、すんなり合わせられるだろう。そのアドバンテージはやはり大きい。

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